少子化が進む日本では
一人っ子の割合はどんどん増えていっています。
「楽でしょ」「一人っ子だけど大丈夫?」
などなど
色々な声をかけられることも。
兄弟がいる訳ではないから
その大変さは分からないけれど
一人っ子は一人っ子なりに
親の悩みはあるはずです。
一人っ子の子育てでの主な悩みと解決策
一人っ子の悩みはどんなものなのでしょうか?
一日中 親にべったり甘えん坊
一人っ子に対しては
『わがまま』『自己中』『甘えん坊』
といったステレオタイプが存在しますが、
これは個々の性格によるものであり、
必ずしも一人っ子に限られる特性ではありません。
だけど結局はその人の個性の性格ですから
一人っ子でも兄弟がいても同じでしょう。
ちなみに私には妹がいますが
わがままで自己中だと自覚しています。
末っ子である妹の方がしっかりしてるかも(笑)
私が思う親の苦労としては
兄弟がいないので1日中、親にべったりという点。
兄弟がいる場合は遊んだり喧嘩したりと
家の中にいても
何かしら一緒にできる同年代の子がいるので
そこまでべったりということはありません。
結構荒波に揉まれますよね^^
また1人だけが
お母さんを独り占めできる訳ではありませんから
我慢や自立心も育ちます。
ですが一人っ子の場合は
家にいても一緒に過ごす相手が親しかおらず
必然的に常にそばにいる母親に
べったりということになってしまいます。
甘えん坊と言われる理由はここからですね。
うちの息子も誰かに会う度に
「お母さんにべったりね」
なんて言われてしまう始末です。
が、どんなに甘えん坊でべったりでも
いずれは自立するし
その時が来れば親の方が疎まれるので
親はかなり寂しいということに(泣きそう)。
人付き合いの心配も尽きません。
常に大人ばかりと過ごすため
大人が合わせてくれますから
わがままに育つのでは?と心配になります。
男の子の場合の一人っ子
男の子が一人っ子の場合、
競争を少なく育つために、
しばしばマイペースや
穏やかな性格と言われることがありますが、
これは個人差があり、
必ずしもすべての一人っ子に
当てはまるわけではありません。
うちの子は、やはり
1人で過ごす時間が多く
想像力豊かに育っていますが
我慢がちょっと苦手。
もともと男の子は甘えん坊になりやすいので
母親があれこれ手を焼いてしまって
わがままというイメージがつきまといます。
女の子の場合の一人っ子
女の子が一人っ子の場合、
親が多くの配慮をするために
マイペースや穏やかな性格に
育つことがあります。
しかし、
これが協調性に影響を与えるという
一般的な見解はありますが、
実際には子供の社交性は
その育てられ方や
社会的環境によって左右されます。
女の子は
男の子に比べ成長が早く大人っぽいですが
一人っ子の場合は
常に大人ばかりと過ごすことになるので
その特徴が顕著に現れやすくなります。
育児を楽しむための対策
一人っ子の育児を楽しむためには
対策も必要です。
手をかけ過ぎないことも大切ですね。
その方が親だって楽ですし
子ども自身の達成感や自信にも繋がります。
どうしてもできないなら仕方ありませんが
見守る姿勢も大切だと思いますよ!
何かのお世話をさせてみるのもいいでしょう!
動物でも植物でもなんでもいいです。
自分より弱い立場への配慮など
一人っ子ではなかなか経験できませんから
お世話をすることで慈しみの心を育みます。
ですが
飽きたりお世話をしなくなることもありますので
その都度指導していくことも大切ですね。
あとは、公園に行って
同じ歳くらの子と遊ぶ機会をどんどん持たせましょう。
一人っ子ならではの協調性や我慢の悩みも解消できます。
大人以外とのコミュニケーションをとる事の方が
よっぽど社交性が身につきます。
我が家の一人っ子の悩みは言葉が遅いこと
我が家の息子は一人っ子。
彼なりの悩みもきっとあるかと思いますが
本人にしか、それはわからないので
今回は私の悩み、というか心配事です。
それは言葉が遅いこと。
現在息子は3歳半を過ぎたところですが
幼稚園の兄弟のいる子に比べて
言葉を覚えるスピードはちょっと遅めです。
確かに男の子は言葉は遅いんだけど…。
親である私自身があまり社交的ではなく
喋る方ではないため
更に遅くなってしまったのかと。
息子のクラスは女の子が多いので
言葉のスピードの違いは知ってはいても
内心焦ってしまうこともしばしばです。
物事を覚えるスピードが遅いのも不安
また、
物事を覚えるスピードについては、
子どもによって差があります。
遅いと感じる場合でも、
それは子どもの独自のペースで
学んでいることを意味します。
大切なのは、
それぞれの成長段階に適した
支援を提供することです。
例えば毎日の着替え。
兄弟がいれば
見て覚えられる機会が増えるので
覚えるのも早いはず。
兄弟で年がそんなに離れていないなら
上の子の着替えもゆっくりですから
お手本として見やすいのではないでしょうか?
一方、
息子は見本がおらず
私や主人の着替えを見る機会が
ほとんどありません。
機会があったとしても
息子から見るとかなりの早着替えです。
どうして後ろと前がそんな簡単にわかるの?
どうして裏返しだってわかるの?
といった感じでしょうか^^
着替えもなかなか覚えられず
それで一人っ子で、
つい手を焼いてしまうのも
毎日反省しているところ。
現在息子は3歳半ですが、
言葉の発達について
いくつか不安があります。
もし心配な点があれば、
適切な時期に専門家に相
談することが大切です。
専門家は子どもの発達に関する
具体的なアドバイスや支援を提供できます。
一人っ子で良かったところ
反対に一人っ子で、いいなと思うのは
お出かけした時のお金のかからなさです^^
ちょっとお高いドリンクも
購入するのは私と息子の分の二つだけ。
大好きなスターバックスも
躊躇することなく入っています。
まとめ
一人っ子の子育ては楽と思われがちですが
きっとそれは過去の話。
核家族が増え、
近所づきあいも希薄なことから
保護者も減っています。
昔は両親だけでもなく
近所の人や
おじいちゃんおばあちゃんが
よく子どもを見守っていて、
お世話してくれていました。
子どもの世話をするのは
子どもの人数×2の大人が
必要と言われています。
そう考えると一人っ子を育てる悩みは
そんなに簡単ではないということも分かりますね。