日本の現在の、結婚数は約66万人、離婚数は約22万人
という事がわかっています。
3組に1組は、離婚をしていることになります。
また、結婚数の中に再婚をしている方も含まれており
その数は約15万人にものぼります。
5組に1組は再婚していることを示しています。
再婚する方々の中には、子ども連れの方がいますが
子供の年齢が0~2歳児が一番多く、次いで3~5歳となっています。
離婚した相手方の存在が、記憶にとどまっていないほど
再婚しやすいのが現状となっています。
でも、中学生の子供連れで再婚する場合には
どうしても離婚した相手側のことを確実に記憶していますから
親としては再婚したくても、しにくいのが現状です。
中学生の子連れで再婚をする場合に
多くのトラブルが発生していることも
再婚しにくい原因の一つとして考えられます。
その原因とは
いったいどういうものなのでしょうか?
そして
思春期の中学生を抱えて、再婚を考えている場合は
かなりの時間を要してから
慎重に結論を出すのがいいでしょう。
その結論とは
- 再婚する場合は中学生の子供とよく話をしてお互いが納得いくまで話す
- 中学生の子供が成人になるまで待って、その子が大人の考えを持つようになってから再婚する
- いい縁談であっても中学生の子供のことを考えて、敢えてスルーする
この3つの道があります。
これから詳しく説明していきます。
子連れの父親の再婚が困難な原因は思春期?
子供の年齢が上がるに連れて
再婚に踏み切る方は、減少傾向にあります。
再婚する時に子連れが中学生だった場合においても
いろいろなトラブルに見舞われるケースが多いので
その傾向が顕著です。
特に子連れ再婚の相手は問題がなくても
子供の中学生と再婚相手とのトラブルケースが多いのが
特徴的と言ってもいいでしょう。
中学生は、男女ともに思春期という事もあって
再婚相手に異常なほどの、警戒感や不安感などを
感じるケースが多いことが挙げられます。
中には、再婚相手と折り合が付かず
毎日のように殴り合いのケンカをする場合や
部屋に閉じこもってしまって
不登校になるケースも存在しています。
これらのケースの場合には
子連れの中学生が、自分の親に対して
自分よりも再婚相手を選んだという思い込みが
関係しています。
自分は捨てられたと感じてしまう中学生が
暴力に訴えたり、引きこもりに走ったりと
ケース的には様々なケースが考えられるのです。
それは中学生も大人になりかけの子供ですから
離婚した片親を知っている状態でありながら
他の人と暮らさなければならないということから
再婚相手や自分の親に対して
疑心暗鬼状態になってしまっているのです。
他にも、再婚相手が非常にフランクな方の場合には
打ち解けられる中学生と内にこもってしまう中学生に
分かれる傾向もあるものです。
離婚した親は誰かに支えてもらいたいという思いから
再婚をするのですが、その時に
中学生の自分の子供は、絶対大丈夫という
非常にあいまいな感覚で
子供の意思をあまり尊重しないケースの場合に
トラブルが起きやすくなっています。
中学生の子連れで再婚すべきかどうかの選択肢
子ども連れで再婚する時に、子供の年齢が小さければ小さい程
再婚相手のことを、親として認知していくのですが
3歳から5歳になると
違う大人が親だと言っていることで
軽いパニックに陥ることがあります。
毎月、離婚した相手に子供を引き合わせていた場合には
中学生になってからも、心の整理がつかないことがあります。
今、再婚相手による小さい子供への暴力が問題になっていますが
中学生の場合には
親からの暴力というよりは、子供が会話をしない、
部屋に閉じこもってしまう事で、距離を測っています。
そうなると、再婚相手が中学生の子供と距離を縮めたくても
なかなか上手くはできないのが現状となります。
思春期の中学生を抱えて、再婚を考えている場合には
子供のケアを考えて、かなりの時間を要してから
再婚を決めた方がいいでしょう。
どうしても再婚したいと考えついたなら
中学生の子供とよく話をして
お互いが納得いくまで、話すことが大事です。
また、再婚をしたくても、思春期である中学生は
精神的にも不安定ですから
そこを配慮して中学生の子供が成人になるまで待って
その子が大人の考えを持てるようになってからでも
遅くはありません。
再婚は、確かに生活の根本を変えるのには
非常にいい機会なのですが
むやみに子連れで、子供が中学生の場合には
ちょっと立ち止まって考えてみるのもありです。
いい縁談なのかもしれませんが、場合によっては
中学生の子供のことを考えて、敢えてスルーするのも
考えてみるべきです。
あえてスルーする決断をした場合
子供が思春期であるために精神的不安定になり暴力的傾向に進んだり、
引きこもりになって不登校になる可能性を考慮して
あえてスルーする。
再婚する親が、自分のことよりも
相手の方が大事という考えをもってしまい
自分は大事な存在ではないと思わせたくないために
あえてスルーする
難しい年頃だけに、環境が変化することで
中学生は特に流されてしまうケースが多くあるために
慎重に地盤を確実に固めてから、行動に移すべきでしょう。
まとめ
再婚する場合に
相手が子連れで中学生だった場合に
問題となるケースや
問題を起こさないためにはどうしたらいいのか?
などを紹介してきました。
シングルマザーやシングルファザーが多くなっている現状ですから
子育てと仕事・生活の3つをこなさなければなりません。
どうしても、1つは誰かに支えてもらいたい
と思ってしまいます。
中学生の子供も再婚は未知数ですし
親も再婚相手が本当に子供と相性がいいのかは
暮らしてみないとわからないものです。
できれば、再婚するには
子供が小さいうちにするか
20歳を過ぎて大人の考えを持ってから
でも遅くはないのではないでしょうか?
付き合っている段階では、いい人に見えたのだが
結婚してから人が変わってしまった
というケースもありますから
親の見る目が非常に大事という事も
わかっておくべきでしょう。