ヌルっとした
“お風呂場のピンク汚れ”
目にした事があると思います。
床
浴槽
排水溝周り
かべ
シャンプーやリンスのボトルの裏など
によくあらわれますよねー^^
そして
擦って擦ってキレイになった!と思っても
何日か後には
また同じ所にあらわれた!
という経験はありませんか?
それが
ピンクカビのいや~なところですよねー!
ピンクカビを撃退するには
どうしたら良いのか?
詳しく説明していきますね!
お風呂の床のぬるぬるピンクカビの正体
水気の多い所にあらわれるので
カビかな?と思う方も多いと思いますが
実は違うんです!
ピンク汚れは、“ロドトルラ”という
酵母菌の一種。
このロドトルラがやっかいな点は
- ・繁殖のスピードが速い!カビよりもすぐ広がる。
- ・擦っても掃除をしても、菌が残ってしまっているため
何日か後にはまた同じ所に発生する。
というところです。
そして、だからといって
ほおっておくと
黒カビが生えやすくなってしまうんですね。
だから、ピンク汚れは
きちんと撃退しなきゃいけないんです!
お風呂のピンクカビの掃除方法
では、ピンク汚れは
どのように落とせば良いのでしょうか?
ピンクカビの撃退に効果のあるものが
いくつかあるのでご紹介します。
エタノール
ピンク汚れを落とすのに効果の高いものは
エタノールだと言われています。
エタノールはアルコールと同じもので
殺菌、消毒、消臭などに期待できるものですよね。
薬局やドラッグストアでも
リーズナブルに簡単に手に入れられます。
エタノールでピンクカビを落とすときの手順は
まず
- エタノールを染み込ませたペーパータオルやコットンなどをピンク汚れに10分程度あてます
- スポンジやブラシで擦りとります
- キレイに水で洗い流します
- これで、ピンクカビは撃退できます!
お風呂用洗剤
市販のもので、お風呂掃除用の洗剤がありますよね。
我が家使っているのは
シュシュッと霧状になり、吹き付けるタイプのものです。
そのお風呂用洗剤には
エタノールが入っており、除菌と消臭効果があるものがあります。
こようなタイプの洗剤は
ピンクカビに吹きかけるだけなので
手間がかからず楽ちんです。
重曹
ピンクカビは重曹でも簡単に落とせるんですよ!
- ピンク汚れの部分を、水で軽く濡らします。
- 重曹を、スプーンなどを使って、ピンク汚れに覆いかぶさるように
- 降りかけます。
- ブラシを使って、重曹も一緒に、ピンク汚れをこすって落としていきます。
- 水で洗い流します。
重曹を水に溶かすなど面倒くさい準備がないので
楽たど思います。
もし壁にピンクカビを発見したら
重曹は粉状になるので
壁に重曹を降りかけるのは難しいですね。
なので、ブラシやスポンジに重曹を降りかけてから
壁を擦るようにすると良いと思います。
お風呂のピンクカビ予防法
ピンクカビを発生させないために
日頃から出来ることはないのでしょうか?
4つにまとめてみました。
浴室に水分を残さない
ピンク汚れは、水気を好みます。
お風呂掃除をした後や入浴後に雑巾やタオルなどで
水分をしっかりふき取るようにすると良いのです。
浴槽、床、イス、洗面器、壁など
水がついている部分は全てふき取り
水滴を残さないようにしするのがポイントです。
換気をする
水分をふき取る時間がない場合は
しっかりと換気することが大切です。
換気扇を一晩中回せば
湿気をとることが出来ますね。
浴室暖房乾燥機が付いているご家庭は
入浴後に乾燥運転を2時間ほど回せば良いでしょう。
空気の入れ替えのみの「換気」に対して
「乾燥」は換気と共に温風で水分を飛ばすことができます。
浴室の温度を下げる
ピンクカビは高温を好みます。
なので、お風呂に入っている時は
浴室の温度が高くなってしまうので
最後に、浴室全体にシャワーで水をかけて
温度を下げるようにするのも効果的です。
お風呂に入った後に掃除をするようにする
ロドトルラと言われるピンクカビの菌は
お風呂に残った皮脂の汚れや石鹸のカス、水垢などを好みます。
お風呂を上がった後は
それが浴室に沢山、残っている状態となっており
ロドトルラの餌の倉庫となっています。
ロドトルラはこのエサを食べて繁殖していきます。
そんなに丁寧に掃除をすることはないので
スポンジとお風呂用の洗剤で
ササッと洗い流しましょう。
まとめ
お風呂のピンクカビは、キチンと除菌することによって根治が必要なんですね。
それをしないで、毎回ピンク汚れが出来ては擦り、そしてまた数日後に出来ては擦り…
となると、床や壁などの素材も傷つけてしまいます。
また、ピンク汚れを放置しておくと黒カビの発生の原因になるので
衛生的にもよくありません。
浴室を長持ちさせるため
そして
せっかくのお風呂タイムを
キレイな空間でリラックできるようにするためにも
清潔なお風呂を保つことを意識して過ごしてみて下さいね。