40代のママにとって、
お子さんの入学式は大切な晴れの日です。
服装選びを誤ると
「えっ、あのママの服装ありえない…」
と周囲に思われ、
式典で浮いてしまう恐れがあります。
そうならないために、
本記事では
入学式で避けたいNGな服装や
マナー違反になりがちなポイントを解説します。
派手すぎる服装やカ
ジュアルすぎるコーデは特に要注意です。
40代ママが入学式で失敗しないための
実用的なアドバイスをお届けします。
入学式で「浮く」ママコーデとは？
入学式は
多くの保護者が集まる
厳粛かつお祝いムードの場です。
その雰囲気にそぐわない服装をしていると、
一人だけ悪目立ちして
「非常識な親」と思われてしまいます。
入学式の服装マナーの基本
入学式は子供の門出を祝う正式な行事です。
母親としては、
スーツやワンピースなど
セミフォーマルな装いで出席するのが一般的で、
派手すぎるデザインやカジュアルな服装は避けます。
TPO（時・場所・場合）にふさわしい
きちんと感と清潔感を心がけ、
ママ自身が目立ちすぎないようにしましょう。
なぜ「ありえない」と思われるのか？
極端に派手・カジュアルな服装は
「TPOをわきまえていない」と見なされ、
非常識な印象を与えます。
保護者の服装はお子さんや
家庭の印象にもつながるため、
周囲に悪影響を与えては子供にもマイナスです。
悪目立ちしないためにも、
どんな服装が敬遠されるのか理解しておきましょう。
周囲が驚くNGアイテムとは？
入学式で
「これはありえない」
と周囲が驚くNGアイテムを挙げます。
ぱっと見おしゃれでも
式典には不向きなものには注意しましょう。
- オープントゥやサンダルの靴: つま先の見える靴やカジュアルなサンダルはフォーマルな場には不適切です。入学式ではつま先の隠れたパンプスが基本。
- 素足（ストッキングなし）: 生足での参加はカジュアルな印象になります。肌色のストッキング着用がマナーで、黒いタイツや柄物のタイツも避けましょう。
- 大きすぎるバッグやロゴ入りバッグ: 大きなトートバッグはビジネスバッグのようで浮いてしまいます。ブランドロゴが目立つバッグもカジュアルに見えるため控えます。
絶対に避けたい「派手すぎる」服装
続いて、
避けるべき「派手すぎる服装」について見ていきましょう。
お祝いの席とはいえ、
目立ちすぎる装いは禁物です。
華やかさと派手さは紙一重。
以下の点に気をつければ安心です。
目立ちすぎるカラーや柄
蛍光ピンクや真紅などのビビッドカラー、
大きな花柄やアニマル柄といった派手な服は、
入学式の場には不向きです。
子どもよりママが目立ってしまい、
周囲から
「場違い」と思われかねません。
基本は
ベージュ、ネイビー、グレーなど
上品で控えめな色味を選びましょう。
柄物も小さめで派手すぎないものに抑えるのが無難です。
露出の多い服装の危険性
フォーマルな入学式では、
ミニスカートや極端に短いスカート、
胸元の大きく開いた服、
肩が出るデザインなど
露出が多すぎる服装は避けましょう。
露出度が高いと場違いな印象を与え、
周囲から非常識と思われるだけでなく、
お子さんにも
恥ずかしい思いをさせるかもしれません。
スカート丈は座っても膝が出ない程度が目安。
肩や胸元が開いた服は
中にインナーを着て露出を控えましょう。
フォーマルと派手の境界線
入学式はお祝いの場ですが、
華やかさが行き過ぎると
ただの「派手」になってしまいます。
例えば、
光沢の強いサテン生地やスパンコール付きの服は
目立ちすぎてフォーマルの範囲を超えてしまいます。
代わりに
ツイードやウールなど上質で控えめな素材を選び、
デザインもシンプルなものにすると良いでしょう。
フリルや装飾が多すぎるデザインも要注意です。
アクセサリーも付けすぎないようにしましょう。
「カジュアルすぎる」服装の落とし穴
派手とは逆に、
「カジュアルすぎる」服装も
入学式では避けるべき大きな落とし穴です。
一見きちんとしていても、
式典から見るとラフすぎる場合があります。
以下に
カジュアル路線で陥りがちなNG例や、
フォーマルとの違い、
40代ママならではの注意点を見ていきましょう。
デニムやスニーカーはNG
デニム素材の服やスニーカーといった
カジュアルアイテムは入学式にはNGです。
ジーンズやデニムジャケットはもちろん、
Tシャツやパーカーなど普段着感のある服も避けます。
足元もスニーカーやサンダルは不可。
式典には普段着とは一線を画す
セミフォーマルな装いが求められます。
カジュアルな服装で出席すると、
正装した他の保護者の中で自分だけ浮いてしまい、
気まずい思いをするでしょう。
オフィスカジュアルとの違い
「会社に行くような恰好でも大丈夫かな？」
と考えるかもしれません。
しかし、入学式は
通常のビジネスシーンより
フォーマル度が高い場です。
オフィスでは
カーディガンで済ませていても、
入学式では
ジャケット着用が望ましいでしょう。
職場でOKな
パンツ＋ブラウスのみのスタイルも、
式典では物足りなく映ることがあります。
また、
職場では個性が歓迎されても、
式典では周囲との調和が最優先です。
オフィス感覚で臨むと
マナー違反になる可能性があるので注意しましょう。
40代ママの品格を守るポイント
40代のママだからこそ意識したいのは、
服装に品格が感じられるかどうかです。
年齢を重ねた分、
若いママ以上に落ち着いた装いが期待されます。
以下のポイントに気をつけて品格を守りましょう。
- 質の良い素材＆体に合ったサイズ: 薄手で安っぽい生地やサイズの合わない服は品位を損ねます。適度に厚みのある上質素材で、体型に合ったシルエットの服を選びましょう。
- 若作りしすぎない: フリルだらけの甘すぎるデザインや、派手すぎる若者向けスタイルは避けます。40代の落ち着きと華やかさを両立できるシンプルで洗練されたデザインを選びましょう。
これらを意識して
品格ある装いを心がければ、
自信を持って入学式に臨めるでしょう。
40代ママのための入学式にふさわしい服装とは？
では、
40代ママにふさわしい入学式の服装とは
どのようなものでしょうか？
「これなら安心」
というおすすめのスタイルを解説します。
控えめながら
華やかさも感じられるコーディネートで、
胸を張って当日を迎えましょう。
適切なカラーとデザイン
入学式の母親に人気のカラーは
ベージュや淡いグレー、ネイビーなど
落ち着いた中にも明るさのある色合いです。
春の式典らしく、
卒業式で定番の黒・紺より
少し明るめのトーンが好まれます。
派手すぎないパステル系のスーツや
ワンピース＋ジャケットのセットアップは上品で、
40代にも良く似合います。
デザインは
奇抜な装飾のないシンプルで
エレガントなものを選びましょう。
パンツスーツでも構いませんが、
センタープレスの入った
綺麗なシルエットを選ぶとフォーマル感が出ます。
「派手すぎず地味すぎず」
を心がければ間違いありません。
フォーマルだけど華やかさもあるスタイル
フォーマルな中にも
お祝いらしい華やかさを少し取り入れたいものです。
地味になりすぎない工夫として、
小物や差し色で華やぎをプラスしましょう。
例えば
無地のスーツでも
胸元に淡い色のコサージュを付ければ
一気に晴れやかになりますし、
パールのネックレスなど
品の良いアクセサリーも効果的です。
インナーに
淡いパステルカラーのブラウスを合わせて
顔まわりを明るく見せるのもおすすめです。
フォーマルの格を保ちつつ、
お祝いムードも感じられる装いを
意識してください。
清潔感を意識したコーディネート
最後に重視したいのが清潔感です。
着る前に服はクリーニングやアイロンで
汚れやシワをしっかり取り除きましょう。
髪型やメイクもナチュラルに整え、
乱れた印象にならないよう注意します。
全体の色使いは2～3色に抑え、
アクセサリーも控えめにすることで
統一感が生まれます。
足元から髪まで行き届いた身だしなみが
「きちんと爽やか」な印象を与え、
入学式にふさわしいスタイルとなります。
小物や靴選びも重要！意外と見られているポイント
服装本体だけでなく、
小物や靴にも気を配りましょう。
意外と足元や持ち物も見られているものです。
服が上品でも、
小物選びを間違えると台無しになりかねません。
ここでは
バッグやアクセサリー、
ストッキングや靴選びのポイントを解説します。
バッグやアクセサリーで失敗しないコツ
バッグ選びのポイントは
サイズとデザインを控えめにすることです。
大きすぎるバッグは野暮ったく見えますし、
小さすぎるクラッチでは荷物が入りません。
靴と色を揃えたシンプルな
無地の中型ハンドバッグを選ぶと良いでしょう。
ブランドロゴが目立つものや
スパンコールなど派手な装飾のバッグは避けます。
アクセサリーは必要最小限にとどめます。
パールのネックレスや結婚指輪程度の指輪など
品の良いものを一通り付ければ十分です。
重ね付けや大ぶりのイヤリング、
派手なネイルなどは避け、
「少し物足りないかな」
くらいが上品に見えます。
バッグやアクセサリーは
服装を引き立てる脇役と考え、
統一感と上品さを大切にしましょう。
ストッキングや靴の選び方
ストッキングは肌色が基本です。
黒いストッキングやタイツは
葬儀のような印象になるため、
お祝いの場では避けましょう。
柄物や網タイツもNGです。
ナチュラルな肌色のストッキングで
足をきれいに見せつつフォーマル感を保ちます。
靴はつま先の隠れるパンプスが基本です。
オープントゥやサンダルは避けましょう。
ヒールは3～5cm程度の高さが
安定感もあり上品に見えます。
極端に高いピンヒールは控えましょう。
色はスーツになじむ
黒やベージュなどベーシックカラーで、
ギラギラした素材は避けた方が無難です。
派手すぎない華やかさの演出
華やかさを足すにしてもやり過ぎは禁物です。
アクセントは一つか二つに絞りましょう。
例えば
淡い色のスーツに一輪のコサージュと
パールのイヤリングを合わせるだけで、
十分華やかでありながら
決してやり過ぎではありません。
40代の落ち着きを損なわない
上品な華やかさを心がけてください。
入学式での失敗談から学ぶ
最後に、
入学式の服装選びで失敗した
先輩ママたちの経験談から学びましょう。
同じ失敗を繰り返さないため、
人の振り見て我が振り直せです。
ありがちなNGコーデ体験談
よく耳にする入学式のNGコーデ体験談です。
- 派手すぎて浮いた: 「子どもの門出だから華やかにしよう」と明るい赤いスーツを着たら、周囲はみなベージュやネイビーなど控えめな色ばかり。自分だけ浮いてしまい恥ずかしい思いをしたそうです。
- カジュアル過ぎて焦った: 忙しくて服を新調できず、手持ちのジャケットに黒いパンツで出席したところ、他のお母さんたちはきちんとしたセレモニースーツ姿ばかり。自分の服装がカジュアルすぎると痛感し、「もっとちゃんとした服を用意すべきだった…」と後悔したそうです。
「もう一度やり直したい…」先輩ママの後悔
ある先輩ママは当日、
若作りして明るい柄スーツに
派手なアクセサリーで臨みました。
しかし
後から写真を見ると自分だけ浮いており、
「もっと落ち着いた服装にすればよかった…」
と後悔しています。
この経験から、
無難でも品の良い服装を
心がけることの大切さが分かります。
周囲に溶け込むためのポイント
入学式で周囲に自然と溶け込むためのポイントです。
- 周囲の傾向をリサーチ: 先輩ママや同じ幼稚園出身のママに当日の服装傾向を聞いてみましょう。事前の情報があると安心です。
- 迷ったらベーシックに: 「地味すぎるかな？」と不安に思うくらいシンプルな服装が、実はちょうどよい場合も多いです。判断に迷うときは定番のセレモニースーツなどベーシックな装いを選べば間違いありません。
- 子どもが主役であることを意識: 入学式はお子さんの晴れの門出です。保護者は黒子に徹するつもりで、我が子を引き立てる控えめな服装を心がけましょう。
以上を心がければ、
安心して当日を迎えられるはずです。
