結婚式で親の挨拶を頼まれると、
「親の挨拶って何を話せばいいの?」
「新郎の父親じゃないとダメなの?」
「母親が挨拶しても大丈夫?」
「短い挨拶だと失礼にならない?」
「披露宴の最後で泣いてしまったらどうしよう……」
と、不安になりますよね^^;
結婚式の親の挨拶は、披露宴の最後に行うことが多い「両家代表謝辞」です。
両家を代表して、ゲストへの感謝、新郎新婦への祝福、相手の家族へのお礼、今後のお付き合いのお願いを伝える大切な場面です。
ただ、難しく考えすぎなくても大丈夫です。
結婚式の親の挨拶でいちばん大切なのは、立派な言葉を並べることではなく、来てくださった方へ「ありがとう」の気持ちを伝えることです。
短い挨拶でも、感謝と祝福がきちんと入っていれば、失礼にはなりません。
この記事では、結婚式の親の挨拶について、
・誰が挨拶するのか
・何分くらい話せばよいのか
・どんな流れで原稿を作ればよいのか
・新郎父、新婦父、母親の例文
・短い親の挨拶例文
・忌み言葉や注意点
・泣きそうなときの対処法
まで、初心者にもわかりやすく紹介します。
「そのまま使える例文がほしい」という方も、「自分らしい言葉に直したい」という方も、原稿作りの参考にしてみてくださいね^^
結婚式の親の挨拶とは?披露宴で行う両家代表謝辞のこと

結婚式の親の挨拶とは、主に披露宴の最後に、両家を代表してゲストへお礼を伝える挨拶のことです。
一般的には「両家代表謝辞」と呼ばれることもあります。
披露宴の終盤で、新郎新婦から親への手紙や花束贈呈が行われたあと、親が代表して挨拶する流れが多いです。
まずは、結婚式の親の挨拶がどのような役割なのかを見ていきましょう。
親の挨拶は披露宴の締めに行うことが多い
結婚式の親の挨拶は、披露宴の締めくくりに行われることが多いです。
披露宴の最後に親が挨拶することで、来てくださったゲストへ感謝を伝え、会全体をきれいに締める役割があります。
親の挨拶で伝える内容は、主に次のようなものです。
| 内容 | 伝えること |
|---|---|
| 自己紹介 | 新郎父・新婦父・母親など、自分の立場を伝える |
| ゲストへの感謝 | 出席してくれたことへのお礼 |
| 新郎新婦への祝福 | 二人の門出を祝う言葉 |
| 相手の家族への感謝 | 良いご縁へのお礼 |
| 今後のお願い | これからも二人を見守ってほしいという言葉 |
| 結びの言葉 | 改めてお礼を伝えて締める |
親の挨拶は、長く話すことよりも、感謝をわかりやすく伝えることが大切です。
結婚式の親の挨拶は新郎父が多いが決まりではない
結婚式の親の挨拶というと、新郎の父親が話すイメージを持つ方も多いと思います。
たしかに、昔ながらの披露宴では、新郎父が両家代表として挨拶するケースが多いです。
ただし、必ず新郎父が挨拶しなければならないという決まりはありません。
新婦父が挨拶してもよいですし、母親が挨拶しても大丈夫です。
最近では、家族の形や結婚式のスタイルもさまざまなので、
・新郎父が挨拶する
・新婦父が挨拶する
・新郎母が挨拶する
・新婦母が挨拶する
・兄弟姉妹が代わりに挨拶する
・新郎新婦本人が最後に挨拶する
というケースもあります。
大切なのは、「誰が話すか」よりも「両家を代表して感謝を伝えられるか」です。
母親が結婚式の親の挨拶をしても大丈夫
「母親が親の挨拶をするのはおかしい?」と不安になる方もいるかもしれません。
でも、母親が結婚式の親の挨拶をしても、まったくおかしくありません。
父親が不在の場合、人前で話すのが苦手な場合、家庭の事情がある場合などは、母親が両家を代表して挨拶することもあります。
また、母親ならではのやさしい言葉で話すと、会場全体があたたかい雰囲気になることもあります。
「父親が話せないから仕方なく」ではなく、
「家族を代表して感謝を伝える」と考えると自然です^^
事前に両家で相談しておけば、当日も安心して挨拶できます。
結婚式の親の挨拶は何分?時間と文字数の目安

結婚式の親の挨拶で悩みやすいのが、時間と文字数です。
「短すぎると失礼?」
「長く話した方が丁寧?」
「原稿は何文字くらいがいいの?」
と迷いますよね。
結論からいうと、結婚式の親の挨拶は、2〜3分程度が目安です。
親の挨拶は2〜3分が聞きやすい
披露宴の親の挨拶は、2〜3分程度にまとめると聞きやすいです。
披露宴の最後は、ゲストも食事や演出を楽しんだあとです。
そのため、あまり長く話しすぎると、聞いている方が少し疲れてしまうことがあります。
2〜3分と聞くと短く感じるかもしれませんが、実際に人前で話すと、十分しっかりした挨拶になります。
親の挨拶は、長さよりも中身です。
ゲストへの感謝、新郎新婦への祝福、今後のお願いが入っていれば、短めでもきちんと伝わります。
短い親の挨拶なら1分でも大丈夫
少人数婚や家族婚の場合は、1分程度の短い親の挨拶でも大丈夫です。
たとえば、
・家族だけの結婚式
・親族だけの食事会
・カジュアルな披露宴
・新郎新婦本人が長めに挨拶する場合
・親が人前で話すのが苦手な場合
このようなケースでは、無理に長く話す必要はありません。
短い親の挨拶でも、
「本日はありがとうございます」
「二人を温かく見守ってください」
「今後ともよろしくお願いします」
という気持ちが入っていれば、十分あたたかい挨拶になります。
結婚式の親の挨拶の文字数は400〜800字が目安
結婚式の親の挨拶原稿は、400〜800字くらいを目安にすると作りやすいです。
| 挨拶の長さ | 文字数の目安 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 1分程度 | 300〜400字 | 家族婚・少人数婚・短い謝辞 |
| 2分程度 | 500〜600字 | 一般的な披露宴 |
| 3分程度 | 700〜800字 | 丁寧に感謝を伝えたい場合 |
原稿を書いたら、必ず声に出して読んでみましょう。
目で読むと短く感じても、声に出すと意外と長く感じることがあります。
本番は緊張して早口になったり、逆に言葉に詰まったりすることもあるので、少し余裕を持った文字数にしておくと安心です。
結婚式の親の挨拶の基本構成|この流れで作れば失敗しにくい

結婚式の親の挨拶は、流れを決めてから原稿を作ると、とても書きやすくなります。
いきなり文章を書こうとすると迷いやすいので、まずは基本構成を押さえておきましょう。
親の挨拶は、次の6つの順番で作るのがおすすめです。
①自己紹介をする
最初に、自分が誰なのかを簡単に伝えます。
例文はこちらです。
「ただいまご紹介にあずかりました、新郎の父、〇〇でございます。」
「新婦の母、〇〇でございます。本日は両家を代表いたしまして、一言ご挨拶申し上げます。」
自己紹介は長くしなくて大丈夫です。
新郎父なのか、新婦父なのか、母親なのかがわかれば十分です。
②ゲストへの感謝を伝える
次に、結婚式に来てくださったゲストへ感謝を伝えます。
親の挨拶では、ここがとても大切です。
「本日はご多用の中、二人の結婚披露宴にご出席いただき、誠にありがとうございます。」
「遠方よりお越しくださいました皆さまにも、心より御礼申し上げます。」
天候が悪い日なら、
「お足元の悪い中」
遠方からのゲストが多いなら、
「遠方よりお運びいただき」
という言葉を入れると、より丁寧です。
③新郎新婦への祝福を伝える
続いて、新郎新婦への祝福の言葉を入れます。
「本日、二人が皆さまに見守られながら夫婦として歩み始める姿を見て、親として大変嬉しく思っております。」
このように、親としての気持ちを一言入れると、あたたかい挨拶になります。
ただし、ここで子どもの思い出話を長くしすぎないように注意しましょう。
エピソードを入れる場合は、1つだけに絞るとまとまりやすいです。
④相手の家族への感謝を伝える
結婚式の親の挨拶では、相手のご家族への感謝も忘れずに入れたいところです。
「〇〇家の皆さまには、素晴らしいご縁をいただき、心より感謝申し上げます。」
「〇〇さんを温かく育ててこられたご家族の皆さまに、深く感謝申し上げます。」
この一文があると、両家への配慮が感じられる挨拶になります。
特に両家代表謝辞では、自分の子どもの話ばかりにならないようにすることが大切です。
⑤今後の支援をお願いする
次に、これからの二人への支援をお願いする言葉を入れます。
「まだ未熟な二人ではございますが、今後とも皆さまには温かく見守っていただけますと幸いです。」
「これからも変わらぬご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。」
かしこまった披露宴なら「ご指導とご支援」という表現が使いやすいです。
少人数婚や家族婚なら「温かく見守っていただけますと幸いです」の方がやわらかく伝わります。
⑥結びの言葉で締める
最後は、改めてお礼を伝えて締めます。
「簡単ではございますが、両家を代表いたしまして、御礼のご挨拶とさせていただきます。」
「本日は誠にありがとうございました。」
終わり方に迷ったら、「本日は誠にありがとうございました」で大丈夫です。
最後に一礼すると、きちんとした印象になります。
【立場別】結婚式の親の挨拶例文

ここからは、結婚式の親の挨拶例文を紹介します。
新郎父、新婦父、母親、両家代表など、立場別に使いやすい例文をまとめました。
そのまま使ってもよいですし、名前やエピソードを入れてアレンジしても大丈夫です^^
新郎父の親の挨拶例文
ただいまご紹介にあずかりました、新郎の父、〇〇でございます。
本日はご多用の中、〇〇と〇〇さんの結婚披露宴にご出席いただき、誠にありがとうございます。
また、日ごろより二人を支えてくださっている皆さまに、両家を代表いたしまして、心より御礼申し上げます。
本日、こうして多くの皆さまに見守られながら、二人が夫婦として新たな一歩を踏み出すことができました。
親として、これほど嬉しいことはございません。
新郎〇〇は、まだまだ至らぬところも多いかと存じます。
しかし、これからは〇〇さんと力を合わせ、互いを思いやりながら、笑顔のある家庭を築いていってくれることを願っております。
〇〇さんのご家族の皆さまには、素晴らしいご縁をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
まだ未熟な二人ではございますが、今後とも皆さまには温かく見守っていただき、ご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
結びになりますが、本日ご列席くださいました皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げまして、両家代表の挨拶とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
新婦父の親の挨拶例文
ただいまご紹介にあずかりました、新婦の父、〇〇でございます。
本日はご多用のところ、〇〇と〇〇さんの結婚披露宴にご出席いただき、誠にありがとうございます。
両家を代表いたしまして、心より御礼申し上げます。
本日、娘が大切な皆さまに祝福され、人生の新しい一歩を踏み出す姿を見て、親として胸がいっぱいでございます。
これまで娘を支え、導いてくださった皆さまのおかげで、今日という日を迎えることができました。
本当にありがとうございます。
〇〇さん、そして〇〇家の皆さまには、娘を温かく迎えてくださり、心より感謝申し上げます。
これから二人は、嬉しいことも大変なことも、共に支え合いながら歩んでいくことと思います。
まだまだ未熟な二人ではございますが、どうかこれからも温かく見守っていただけますと幸いです。
本日お集まりいただきました皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げ、両家を代表してのご挨拶とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
母親が話す親の挨拶例文
ただいまご紹介にあずかりました、新郎の母、〇〇でございます。
本日はご多用の中、〇〇と〇〇さんの結婚披露宴にご出席いただき、誠にありがとうございます。
両家を代表いたしまして、心より御礼申し上げます。
本日、二人が皆さまに見守られながら夫婦として歩み始める姿を見て、母として大変嬉しく、胸がいっぱいでございます。
子どもの成長はあっという間で、今日この日を迎えられたことに、深い感謝の気持ちでいっぱいです。
これまで二人を支えてくださった皆さま、そして本日温かく祝福してくださった皆さまに、改めて御礼申し上げます。
これから二人は、新しい家庭を築いてまいります。
楽しいことばかりではなく、時には悩むこともあるかもしれません。
そのようなときにも、二人でよく話し合い、支え合いながら歩んでいってほしいと願っております。
まだ未熟な二人ではございますが、今後とも温かく見守っていただけますと幸いです。
簡単ではございますが、両家を代表いたしまして、御礼のご挨拶とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
両家代表として話す親の挨拶例文
ただいまご紹介にあずかりました、〇〇でございます。
本日はご多用の中、二人の結婚披露宴にご出席いただき、誠にありがとうございます。
両家を代表いたしまして、心より御礼申し上げます。
本日、二人は多くの皆さまの祝福を受け、夫婦として新たな一歩を踏み出すことができました。
これもひとえに、これまで二人を支え、見守ってくださった皆さまのおかげでございます。
親族一同、心より感謝申し上げます。
二人はまだまだ未熟ではございますが、これからは互いを思いやり、支え合いながら、あたたかい家庭を築いていってくれることと思います。
皆さまには、今後とも変わらぬご指導とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
結びに、本日ご列席くださいました皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、両家代表の挨拶とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
【時間別】短い親の挨拶・定番の親の挨拶例文

結婚式の親の挨拶は、披露宴の雰囲気やゲストの人数によって、ちょうどよい長さが変わります。
ここでは、1分で終わる短い挨拶と、2〜3分の定番挨拶を紹介します。
1分で終わる短い親の挨拶例文
ただいまご紹介にあずかりました、新郎の父、〇〇でございます。
本日はご多用の中、二人の結婚披露宴にご出席いただき、誠にありがとうございます。
また、日ごろより二人を温かく見守り、支えてくださっている皆さまに、心より御礼申し上げます。
本日、皆さまに祝福されながら、二人が夫婦として新たな一歩を踏み出すことができました。
親として大変嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。
まだ未熟な二人ではございますが、これからも温かく見守っていただけますと幸いです。
本日は誠にありがとうございました。
2〜3分の定番の親の挨拶例文
ただいまご紹介にあずかりました、新郎の父、〇〇でございます。
本日はご多用の中、〇〇と〇〇さんの結婚披露宴にご出席いただき、誠にありがとうございます。
また、遠方よりお越しくださった皆さまにも、心より御礼申し上げます。
本日、二人は皆さまの温かい祝福に包まれ、夫婦として新しい人生を歩み始めることができました。
これまで二人を支えてくださったご友人、職場の皆さま、そしてご親族の皆さまに、親として深く感謝申し上げます。
新郎〇〇は、幼いころから多くの方に支えられながら成長してまいりました。
まだまだ未熟なところもございますが、これからは〇〇さんと共に、互いを思いやり、支え合いながら、あたたかい家庭を築いていってくれることを願っております。
〇〇さんのご家族の皆さまには、素晴らしいご縁をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
これからも両家で力を合わせ、二人を見守ってまいりたいと思っております。
皆さまにおかれましても、今後とも二人に変わらぬご指導とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
結びになりますが、本日ご列席くださいました皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、両家代表の挨拶とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
家族婚・少人数婚向けの親の挨拶例文
本日は、二人のためにお集まりいただき、本当にありがとうございます。
こうして大切なご家族の皆さまに見守られながら、二人が夫婦として歩み始めることができ、親としてとても嬉しく思っております。
今日まで二人を支えてくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
これから二人には、嬉しいことも大変なことも、よく話し合いながら一緒に乗り越えていってほしいと思っています。
まだまだ未熟な二人ですが、これからも温かく見守っていただけますと幸いです。
本日は本当にありがとうございました。
感動する親の挨拶にしたいときの例文
ただいまご紹介にあずかりました、新婦の父、〇〇でございます。
本日は、〇〇と〇〇さんのためにお集まりいただき、誠にありがとうございます。
娘が生まれた日のことを、今でもよく覚えています。
小さかった娘が、多くの方に支えられ、今日こうして大切な方と人生を歩み始める姿を見ることができ、親として胸がいっぱいです。
これまで娘に関わってくださった皆さま、本当にありがとうございました。
そして、〇〇さん。
娘を大切に思い、共に歩んでいくと決めてくださったことに、心より感謝しております。
これからの人生には、楽しいことだけでなく、悩むことや迷うこともあるかもしれません。
そのようなときこそ、今日の日を思い出し、二人で支え合って歩んでいってください。
皆さまには、これからも二人を温かく見守っていただけますと幸いです。
本日は誠にありがとうございました。
結婚式の親の挨拶に入れる言葉|そのまま使えるフレーズ集

親の挨拶は、例文を丸ごと使ってもよいですが、
自分の言葉を少し入れると、より自然に伝わります。
ここでは、結婚式の親の挨拶に入れやすい言葉を、場面別に紹介します。
ゲストへの感謝を伝える言葉
「本日はご多用の中、二人のためにお集まりいただき、誠にありがとうございます。」
「遠方よりお越しいただきました皆さまにも、心より御礼申し上げます。」
「日ごろより二人を温かく見守り、支えてくださっている皆さまに、深く感謝申し上げます。」
「皆さまのおかげで、本日このよき日を迎えることができました。」
少しやわらかくしたい場合は、
「本日は二人のためにお集まりいただき、本当にありがとうございます。」
でも大丈夫です。
新郎新婦への祝福の言葉
「本日、二人が夫婦として新たな一歩を踏み出す姿を見て、親として大変嬉しく思っております。」
「これからは二人で力を合わせ、笑顔のある家庭を築いていってほしいと願っております。」
「互いを思いやる気持ちを大切にしながら、二人らしい家庭をつくっていってください。」
「今日の日の気持ちを忘れず、支え合いながら歩んでいってほしいと思います。」
親の言葉は、長くなくても心に残ります。
一文だけでも、十分あたたかい挨拶になります^^
相手の家族への感謝の言葉
「〇〇家の皆さまには、素晴らしいご縁をいただき、心より感謝申し上げます。」
「〇〇さんを温かく育ててこられたご家族の皆さまに、深く敬意と感謝を申し上げます。」
「これから両家で力を合わせ、二人を見守ってまいりたいと思っております。」
「今後とも末永いお付き合いを、どうぞよろしくお願い申し上げます。」
相手の家族への感謝を入れると、両家代表謝辞としての印象がぐっと良くなります。
今後の支援をお願いする言葉
「まだ未熟な二人ではございますが、今後とも温かく見守っていただけますと幸いです。」
「皆さまには、これからも変わらぬご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。」
「二人が迷ったときには、どうか温かくお力添えをいただけますとありがたく存じます。」
「今後とも二人を支えていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。」
かしこまった披露宴なら「ご指導とご支援」、
家族婚なら「温かく見守っていただけますと幸いです」が使いやすいです。
締めの言葉
「本日は誠にありがとうございました。」
「簡単ではございますが、両家を代表いたしまして、御礼のご挨拶とさせていただきます。」
「皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。」
「本日は最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。」
最後は、ゆっくり一礼して締めると落ち着いた印象になります。
結婚式の親の挨拶で避けたい忌み言葉と注意点

結婚式の親の挨拶では、感謝の気持ちが大切です。
ただし、結婚式では避けた方がよい言葉や話題もあります。
原稿を書いたら、最後に一度チェックしておくと安心です。
忌み言葉は別の表現に言い換える
結婚式では、別れや不幸を連想させる言葉を避けるのがマナーとされています。
たとえば、次のような言葉です。
| 避けたい言葉 | 言い換え例 |
|---|---|
| 終わりに | 結びに |
| 最後になりますが | 結びになりますが |
| 別れる | 新たな道を歩む |
| 切れる | 結ぶ・つながる |
| 離れる | 巣立つ・歩み出す |
| 戻る | 進む |
| 壊れる | 形を変える |
普段は自然に使う言葉でも、結婚式の挨拶では言い換えておくと安心です。
重ね言葉にも注意する
結婚式では、繰り返しを連想させる重ね言葉も避けることがあります。
たとえば、
・たびたび
・重ね重ね
・ますます
・いろいろ
・くれぐれも
・次々
などです。
最近は昔ほど厳しく気にしない場合もありますが、親の挨拶はフォーマルな場面なので、できる範囲で言い換えておくと安心です。
「重ね重ね御礼申し上げます」は「心より御礼申し上げます」
「ますますのご発展」は「皆さまのご健康とご多幸」
のように変えると自然です。
身内ネタや昔話を長くしすぎない
親の挨拶では、子どもの思い出を話したくなりますよね。
小さいころのこと、家族で過ごした時間、今日の日を迎えた嬉しさなど、伝えたいことはたくさんあると思います。
ただ、身内だけがわかる話が長くなると、ゲストが少し置いてけぼりになってしまうことがあります。
エピソードを入れるなら、1つだけに絞りましょう。
「小さいころから多くの方に支えられてきた子でした。今日もこうして皆さまに囲まれている姿を見て、本当にありがたく思っております。」
このように、ゲストへの感謝につながる形にすると自然です。
相手の家族への配慮を忘れない
親の挨拶では、自分の子どもへの思いが強くなりがちです。
でも、結婚式は両家の大切な節目でもあります。
自分の子どもの話ばかりにならないよう、相手のご家族への感謝も入れましょう。
「〇〇家の皆さまには、素晴らしいご縁をいただき、心より感謝申し上げます。」
この一文があるだけで、バランスのよい挨拶になります。
結婚式の親の挨拶でよくある失敗と対策
結婚式の親の挨拶は、誰でも緊張します。
完璧に話そうとしなくても大丈夫ですが、よくある失敗を知っておくと安心です。
話が長くなりすぎる
親の挨拶で多いのが、話が長くなりすぎることです。
伝えたい気持ちがたくさんあるのは自然ですが、披露宴の最後の挨拶は2〜3分程度にまとめるのがおすすめです。
長くなりそうな場合は、子どものエピソードを1つに絞りましょう。
緊張して早口になる
本番は緊張して、思ったより早口になりやすいです。
早口になると、せっかくの言葉が聞き取りにくくなってしまいます。
原稿には、句読点ごとに少し間を入れる意識を持つと安心です。
「本日は、二人のためにお集まりいただき、誠にありがとうございます。」
このように、少し区切りながら読むと落ち着いて聞こえます。
感極まって泣いてしまう
子どもの結婚式で泣いてしまうのは、決して悪いことではありません。
泣きそうになったら、無理に話し続けず、一呼吸おきましょう。
水を一口飲んでも大丈夫です。
「失礼いたしました」と軽く添えてから続ければ、問題ありません。
原稿を丸読みしてしまう
原稿を見ながら話すこと自体は失礼ではありません。
むしろ、緊張しやすい方は原稿を用意しておいた方が安心です。
ただ、ずっと下を向いて読むと、少し硬い印象になります。
最初の挨拶、ゲストへの感謝、最後の「ありがとうございました」だけでも顔を上げると、気持ちが伝わりやすくなります。
結婚式の親の挨拶を上手に話すコツ

親の挨拶は、プロの司会者のように上手に話す必要はありません。
大切なのは、落ち着いて、心を込めて伝えることです。
原稿は必ず声に出して練習する
原稿ができたら、必ず声に出して読んでみましょう。
目で読むだけでは自然に感じても、声に出すと言いにくい言葉が見つかることがあります。
たとえば、
・賜りますよう
・ご指導ご鞭撻
・衷心より
など、普段使い慣れない言葉は噛みやすいです。
言いにくい場合は、無理に難しい言葉を使わなくても大丈夫です。
「温かく見守っていただけますと幸いです」
のような、やさしい表現でも十分丁寧です。
エピソードは1つだけにする
親らしさを出したい場合は、短いエピソードを1つだけ入れるのがおすすめです。
エピソードは、
・子どもの人柄が伝わるもの
・ゲストへの感謝につながるもの
・相手への思いやりが伝わるもの
を選ぶとよいです。
笑いを取りにいくより、あたたかく伝わる話の方が安心です。
原稿は2部用意しておく
当日、原稿を忘れてしまうと焦ってしまいます。
心配な方は、原稿を2部用意しておきましょう。
1部は自分で持ち、もう1部は家族や式場スタッフに預けておくと安心です。
また、全文を暗記しようとしなくても大丈夫です。
最初の自己紹介、ゲストへの感謝、最後の締めだけ覚えておくと、気持ちに余裕が出ます。
結婚式の親の挨拶原稿チェックリスト

原稿ができたら、最後にチェックしておきましょう。
| チェック項目 | 確認すること |
|---|---|
| 自己紹介 | 新郎父・新婦父・母親など立場がわかるか |
| ゲストへの感謝 | 出席してくれたことへのお礼が入っているか |
| 新郎新婦への祝福 | 二人の門出を祝う言葉があるか |
| 相手の家族への感謝 | 両家への配慮が入っているか |
| 今後のお願い | 二人を見守ってほしい言葉があるか |
| 忌み言葉 | 終わる・別れるなどを避けているか |
| 長さ | 2〜3分以内に収まるか |
| 読みやすさ | 声に出して読みやすいか |
このチェックリストを確認しておくと、結婚式当日も安心です^^
結婚式の親の挨拶に関するよくある質問

ここでは、結婚式の親の挨拶でよくある疑問をまとめました。
初めて挨拶する方は、事前に確認しておくと安心です。
結婚式の親の挨拶は誰がするのが一般的?
一般的には、新郎父が両家代表として挨拶することが多いです。
ただし、必ず新郎父でなければいけない決まりはありません。
新婦父、母親、兄弟姉妹などが挨拶するケースもあります。
新郎父ではなく新婦父が挨拶してもいい?
はい、新婦父が挨拶しても問題ありません。
両家で相談し、代表として話しやすい方が挨拶すれば大丈夫です。
母親が結婚式の親の挨拶をしてもおかしくない?
母親が挨拶してもおかしくありません。
父親が不在の場合や、母親が家族を代表して話す場合もあります。
感謝の気持ちを丁寧に伝えれば、自然であたたかい挨拶になります。
親の挨拶は何分くらいがよい?
2〜3分程度が目安です。
少人数婚や家族婚なら、1分程度の短い挨拶でも大丈夫です。
親の挨拶は原稿を見ながら読んでもいい?
原稿を見ながら話しても失礼にはなりません。
ただし、ずっと下を向いて読むのではなく、
ところどころで顔を上げると気持ちが伝わりやすくなります。
短い親の挨拶でも失礼にならない?
短い挨拶でも、感謝と祝福が入っていれば失礼にはなりません。
特に家族婚や少人数婚では、短くあたたかい挨拶の方が自然なこともあります。
泣いてしまいそうなときはどうすればいい?
泣きそうになったら、一呼吸おいてから続けましょう。
水を飲んだり、少し間を取ったりしても大丈夫です。
無理に涙をこらえなくても、親の気持ちは会場に伝わります。
親の挨拶にユーモアを入れてもいい?
少しのユーモアなら問題ありません。
ただし、失敗談や相手をからかう内容は避けた方が安心です。
結婚式の親の挨拶では、笑いよりも感謝と祝福を中心にまとめるのがおすすめです。
練習は何日前からすればいい?
できれば、結婚式の1週間前までに原稿を完成させておくと安心です。
本番までに何度か声に出して練習しておきましょう。
家族婚でも親の挨拶は必要?
家族婚では、必ず親の挨拶が必要というわけではありません。
ただ、食事会の最後に一言お礼を伝えるだけでも、会がきれいにまとまります。
「本日は二人のためにお集まりいただき、本当にありがとうございました」
という短い言葉だけでも十分です。
まとめ|結婚式の親の挨拶は短くても感謝が伝われば十分

結婚式の親の挨拶は、披露宴の最後にゲストへ感謝を伝える大切な場面です。
新郎父が挨拶することが多いですが、新婦父や母親が話しても問題ありません。
大切なのは、誰が話すかよりも、両家を代表して感謝の気持ちを伝えることです。
親の挨拶の長さは、2〜3分程度が目安です。
家族婚や少人数婚なら、1分ほどの短い挨拶でも十分です。
原稿を作るときは、
・自己紹介
・ゲストへの感謝
・新郎新婦への祝福
・相手の家族への感謝
・今後のお願い
・結びの言葉
この流れでまとめると、初めてでも作りやすくなります。
結婚式の親の挨拶は、完璧に話そうとしなくても大丈夫です。
少し緊張しても、声が震えても、涙が出そうになっても、その気持ちはきっと会場に伝わります。
親としての「ありがとう」と「これからもよろしくお願いします」が伝われば、それだけで十分すてきな挨拶になります。
ぜひ、ご自身の言葉を少し添えながら、あたたかい親の挨拶に仕上げてくださいね^^
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
