冬が近づき
インフルエンザが流行する季節となってきましたね。
インフルエンザは普通の風邪とは違い
高熱が出て、最悪の場合死に至ることもあります。
子どもはすぐに風邪をひくし
幼稚園や小学校などでは
毎年学級閉鎖や学校閉鎖になったりするので
小さいお子さんは心配ですよねー。
子どもでもインフルエンザにかかると
３８℃を超えるような高熱が
一気に出て、筋肉や関節など
身体のふしぶしにも痛みが伴うことがあります。
実はインフルセンザは
抗インフルエンザ薬を使わなくても
高熱が出るのは３日くらいで治まるようなんですって。
ただ、肺炎や気管支炎、脳症などの合併症を引き起こすこともあるので
インフルエンザを発症してから３日間の症状と
それ以降に高熱が続いていないか、注意が必要なんです。
子どもの急な発熱で、具合の悪そうな姿を見ていると
これはインフルエンザにかかっちゃった？
だとしたら、このまま安静にしていた方が良いのかな？
それとも病院へ連れて行ったら良いのかな？
など、悩んじゃいますよねー。
そんな時のために
子どもがインフルエンザにかかってしまった時の症状や
病院へ行くタイミング、
気を付けて見てあげてほしいポイント、
予防接種の必要性や副作用についても調べてみました。
子供のインフルエンザの初期症状とは?
冬はやっかいなインフルエンザが流行する季節ですよねー。
わりとインフルエンザや風邪は身近な病気ですし
インフルエンザと風邪の症状は似ていて
区別がつきにくいですよねー。
インフルエンザかも？って思ったら
すぐに病院に行きましょう！
インフルエンザの初期症状は
１～３日くらいの潜伏期間をおいて
急に３８℃以上の高熱を発熱して
熱が上がったり下がったりの状態が続きます。
悪寒、のどの痛み、頭痛、関節痛の症状を伴ったり、
嘔吐や下痢を伴うこともあります。
このような症状はだいたい３日～５日で治まり
その後には咳や鼻水の症状が続く場合が多いです。
もし高熱が6日以上続く場合は
重症化になる可能性もあります。
逆に
高熱を伴わないインフルエンザもあるようなので
お子さんの様子を見て、心配だなと感じたら
すぐに病院へ行って診てもらって下さい。
インフルエンザで発熱した子供を見守るポイント
「発熱したお子さんを見守るポイント」として
厚生労働省で示されている症状に以下のようなものがあります。
- 手足を突っ張る、がくがくする、眼が上を向くなど、けいれんの症状がある
- ぼんやりしていて視線が合わない、呼びかけに答えない、眠ってばかりいつなど、意識障害の症状がある。
- 意味不明なことを言う、走り回るなどいつもと違う異常な言動がある
- 顔色が悪い（土気色、青白い）唇が紫色をしている
- 呼吸が速く（１分間に６０回以上）息苦しそうにしている
- ゼーゼーする、肩で呼吸をする、全身を使って呼吸をするといった症状がある
- 「呼吸が苦しい」「胸が苦しい」と訴える
- 水分が取れず、半日以上おしっこが出ない
- 嘔吐や下痢が頻回にみられる
- 元気がなく、ぐったりしている
参照：厚生労働省
インフルエンザは熱が出ても
３日～５日前後で、その熱は自然に治るようですが
まれに肺炎、気管支炎、心筋炎、脳症を合併したり
脱水などを起こすこともあります。
そこで、意識障害、呼吸困難、脱水症の症状が出ていないか
自宅療養中は周囲への感染防止に配慮しながら
発熱した子供を見守ってあげましょね。
インフルエンザの予防接種の副作用!子供の症状とは?
インフルエンザの予防接種をしたからと言って
絶対にインフルエンザにかからない！
ということはないのですが
予防接種をすることによって
重症化を予防することが出来ます。
ただ、予防接種をすることによって
以下のような副作用が出る場合があるようです。
- 予防接種をした１０～２０％の方に起こる症状…摂取した場所の赤み、はれ、痛み
通常２～３日で治るようです
- 予防接種をした５～１０％の方に起こる症状…発熱、頭痛、寒気、だるさ
通常２～３日で治るようです
- まれに起こる症状…ショック、アナフィラキシー様症状
発疹、じんましん、赤身、かゆみ、呼吸困難
アナフィラキシー様症状（発疹、じんましん、赤身、かゆみ、呼吸困難）は
アレルギー反応で予防接種後にすぐに起こることが多いようです。
そもそもインフルエンザ予防接種のワクチンは
「本物のウイルスを弱めたもの」や「無毒化されたもの」を使用しているので
それが注射により体内に入ってくると
そのウイルスにかかったような症状・副反応が出てしまうのです。
小さいお子さんは免疫力が低いので
保育園や幼稚園、学校などの集団生活をしている場合
予防接種をした方が良いと思いますが
もともと病気を持っていたり、心配なことがある方は
医師に相談し予防接種の適否について
意見を求めるのが良いと思います。
まとめ
子どもがインフルエンザにかかって発熱すると
本当に身体も苦しそうで
いつまで続くのか、とても心配になりますよね。
そうならないためにも予防接種も大切でしょうし
冬場は特に
普段から、外から帰ってきたら手洗いうがいをする、
健康管理に注意し、栄養と睡眠を十分に取る
といったことが大切ですね。
