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公立高校入学式完全ガイド:持ち物・日程・マナーから県立と市立の違いまで徹底解説

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ママ

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中学生のみなさん、そして保護者の方へ。

 

高校合格おめでとうございます!

 

4月に控える公立高校の入学式について、

「何を準備したらいいの?」

「当日はどんな流れ?」

と不安や疑問がたくさんありますよね。

 

この記事では、

公立高校の入学式に向けて

準備すべき持ち物リストや当日のスケジュール、

服装マナー、県立高校と市立高校の違いなどを

カジュアルな語調でわかりやすく解説します。

 

新生活の第一歩を笑顔で迎えられるよう、

一緒にチェックしていきましょう。

 

公立高校の校内に立てられた「入学式」の立て看板。桜や花で飾られる学校もあり、華やかな雰囲気です。

 

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公立高校入学式に必要な持ち物リスト

 

まずは

入学式当日に必要な基本の持ち物を整理しましょう。

 

忘れ物がないよう、

前日までにリストを作って

チェックするのがおすすめです。

 

  • 筆記用具(黒/青ペン・ノート):入学式後に学校から大切な説明があります。メモを取るため筆記用具は必須です。予備のペンもあると安心ですね。
  • 上履き(室内履き):多くの高校では体育館で式を行います。清潔な上履きを持参しましょう 。学校指定のものがある場合は事前に確認してください。
  • 入学許可証・合格通知書:受付時に提出や確認を求められる場合があります。学校から案内があれば忘れずに持参しましょう。
  • 提出書類一式:入学手続き関係の書類です。健康診断書や各種申請書類(制服・体操服の申込書など)、住民票の写しなど、学校から指示された書類はクリアファイルにまとめて準備。
  • ハンカチ・ティッシュ:式中のちょっとした場面や式後の移動で役立ちます。緊張して手汗をかいてもハンカチがあれば安心です。
  • 飲み物:長時間座っていると喉が乾くこともあります。水筒やペットボトル飲料を用意しましょう。ただし式典中は飲めないので、休憩時間などに適宜水分補給してください。

 

以上が基本的な持ち物リストです。

 

学校から事前に

「○○を持ってきてください」

と案内があれば、

その指示を最優先してください。

 

特に特別支援学校に進学する場合は、

お子さんの状況に応じて

着替えや医療的ケア用品など

追加の持ち物が必要になることがあります。

 

入学前説明会などで確認し、

不安な点は学校に問い合わせましょう。

 

県立高校と市立高校で

持ち物が大きく変わることは

基本的にありませんが、

提出書類の種類が多少異なる場合があります

(例えば市立高校では市外生に追加書類を求めるケースなど)。

 

いずれにせよ

事前案内をしっかりチェックして、

持ち物に漏れがないようにしましょう。

 

2025年度の公立高校入学式日程

2025年度(令和7年度)の公立高校入学式は、

多くの地域で4月上旬に実施される予定です。

 

具体的な日程は

地域や学校によって多少異なりますが、

概ね以下のようになります。

 

  • 首都圏(例:東京都):2025年は4月7日(月)前後に入学式が予定されています。東京都では前年(令和6年度)が4月8日(月)に行われたことから、2025年度は4月7日(月)実施の可能性が高いようです。
  • 北海道・東北:北海道の公立高校も4月上旬(4月7日を中心とした日程)で実施されます 。東北地方も4月5日~8日ごろにかけて各校で行われるケースが多いでしょう。
  • 近畿・中国・四国:多くが4月8日前後です。例えば香川県では4月8日に入学式を行った学校がありました。大阪府の高校でも4月上旬(平日)に設定されます。
  • 九州・沖縄:九州各県も概ね4月7日~9日あたりです。例えば鹿児島県では県立高校68校すべてが4月8日(火)に入学式を予定しています(市立高校も同日開催)。沖縄も同週内に行われます。

 

地域ごとの細かな日程は各

都道府県や市町村の教育委員会、

公立高校の公式サイトで発表されています。

 

基本的には春休み明け直後の平日ですが、

一部の学校では

調整の都合で前後にずれることもあります。

 

例えば栃木県では

宇都宮高校が4月4日(金)に

入学式を実施するなど例外もありました。

 

自分の進学する高校の入学式日時は

合格通知や入学案内に記載されていますので、

必ず確認してください。

 

令和7年度入学式の注意点として、

近年は新型感染症対策の影響で

保護者の参加人数制限式典時間の短縮

行われる場合があります。

 

2025年現在、制限は緩和傾向ですが、

学校から案内があれば従いましょう。

 

また、

他学年の始業式とのスケジュールについても

知っておくと安心です。

 

多くの高校では新入生の入学式当日、

在校生(2・3年生)は

自宅学習か短時間の始業式のみ行い、

新入生とは別行動になります。

 

ただし学校によっては、

入学式の翌日に全校で改めて始業式・対面式

(新入生と在校生の顔合わせ)

を行うこともあります。

 

卒業式は前学年の3月に既に終えていますので、

新入生にとっては

中学校卒業式(3月)→高校入学式(4月)

という流れになります。

 

地域ごとの入学式日程まとめ

 

4月第一週から第二週に集中。

 

例えば「東京都は4/7(月)頃」

「北海道も4/7を中心に実施」

「鹿児島は4/8(火)」

といった具合です。

 

お住まいの地域の教育委員会HPでも

日程一覧が公開されている場合があるので、

一度チェックしてみると良いでしょう。

 

予定が近づいたら

学校からの連絡メールや

ホームページ更新にも目を通し、

変更がないか確認してください。

 

入学式前の準備チェックリスト

入学式当日を安心して迎えるために、

事前準備は念入りに行いましょう。

 

直前でバタバタしないよう、

チェックリストを作って

親子で確認するのがおすすめです。

 

以下に主なポイントを挙げます。

 

【1】学校からの連絡事項の確認:合格発表後に高校から配布された書類や郵送物をもう一度チェックしましょう。入学式の日時・場所、受付時間、持参書類や今後の日程など重要な情報が記載されています。不明点があれば入学予定校に問い合わせて解消しておきます。

【2】必要書類の準備:先ほどの持ち物リストにもあった入学許可証や提出書類を一式ファイルに入れて整理しておきます。特に住民票の写しなど役所で取る書類は早めに用意しましょう(マイナンバーカードがあればコンビニ取得も可能です)。また、中学校から渡された書類(調査書の控え等)で高校に提出が必要なものがないかも確認します。

【3】服装や持ち物の最終確認:前日までに制服の採寸や裾直しが終わっているか、Yシャツや靴下など細かい部分も揃っているか確認します。持ち物はリストを見ながらカバンに詰めてチェックしましょう。忘れ物が心配なら付箋に書いて玄関に貼るなど工夫を!

【4】当日のスケジュール確認:入学式当日の集合時間や会場へのアクセスを再確認します。何時に家を出れば間に合うか、交通機関のダイヤも前日までに調べておきましょう。できれば予行として一度通学ルートを歩いてみると安心です。教室や体育館の場所も案内図で予習できるとベター。

【5】その他の準備事項:新生活に向けて、必要に応じヘアカットや持病のある方は薬の準備なども行ってください。緊張を和らげるため、前夜は入浴して早めに就寝し、体調を整えましょう。当日の朝は朝食をしっかり取って出発することも大切です。

 

以上をチェックリスト形式で

潰していけば準備は万全です。

 

特に提出書類は

「一つでも欠けると入学手続きが完了しない」

場合もあるので、

家族でダブルチェックしてくださいね。

 

親御さんもビデオカメラや

カメラの充電確認をお忘れなく!

 

公立高校入学式での服装マナー

入学式は新生活の門出にふさわしい装いで臨みたいですね。

 

ここでは

生徒の服装マナーについて、

女子・男子それぞれのポイントと

季節に合わせた工夫を紹介します。

 

● 女子生徒の服装選び:基本的に指定の制服がある学校では、その制服をきちんと着用すればOKです。スカートの場合は丈を極端に短くせず、清楚で上品な着こなしを心がけましょう。制服が無い学校(特に定時制や制服自由の高校)では、白い襟付きブラウスに落ち着いた色のスカートやスラックスなどシンプルな組み合わせがおすすめです。明るすぎる派手な色や柄物は避け、ヒール靴は低めのパンプスか綺麗なスニーカー程度にします。また髪型は顔が見えるように整え、派手なアクセサリーは付けない方が無難です。「シンプルで清潔感」がキーワードです。

● 男子生徒の服装選び:男子も制服着用校では指定制服を正しく着ましょう。第二ボタンまできちんと留め、ネクタイや学ランのホックも外さずピシッとした印象に。制服が無い場合は、白シャツに黒や紺のスラックス、ジャケットのスタイルが定番です。こちらも柄物や派手な色は避け、落ち着いた色合いでまとめます。靴は革靴がベストですが、きれいなスニーカーでも構いません。大切なのはサイズの合った服を着てだらしなく見えないこと。前日までにアイロン掛けをし、靴も汚れを落としておきましょう。整髪料の匂いが強すぎないよう注意するなど、身だしなみにも気配りしてください 。

● 季節に合わせた服装のポイント:入学式シーズンの4月は春とはいえ、地域によって気温差があります。寒冷地では防寒対策も必要です。例えば北海道では4月でも寒い日が多いため、制服の下にセーターやカーディガンを重ね着するなど工夫しましょう。逆に暖かい地域では上着の下は薄手のシャツで調整し、会場内で暑く感じたら上着を脱げる準備をしておくと良いですね。式場までの行き帰りはコートを羽織ってきても構いませんが、入学式の会場に入る前には脱いでおくのがマナーです。4月上旬は天候が変わりやすい時期でもあるので、雨天時用の服装対策(撥水スプレーを制服にしておく、靴下の替えを持つ等)もチェックしておきましょう。

 

服装についてまとめると、

公立高校の入学式では男女とも制服着用が基本です。

 

制服が無い場合も

スーツに準じた

落ち着いた服装で臨めば問題ありません。

 

「派手すぎず、地味すぎず」

のバランスで、

新しい学校の一員となる自覚をもって

式典に参加しましょう。

 

保護者の皆様も、

父親はダークスーツ、

母親はスーツやセレモニーワンピースなど

落ち着いた服装が一般的です。

 

生徒・保護者ともに

清潔感ある身だしなみで、

晴れの日を迎えてくださいね。

 

入学式当日の流れと注意事項

いよいよ入学式当日です。

 

当日はどのような進行で式が行われるのか、

そして参加する上でのマナーや注意点を

押さえておきましょう。

 

● 入学式当日の主な流れ:高校の入学式は概ね以下のような順序で進行します。

  1. 開式の言葉 – 式の開始宣言。
  2. 国歌斉唱 – 参列者全員で国歌を歌います。
  3. 学校長式辞 – 校長先生から新入生へ歓迎の言葉があります。
  4. 新入生呼名・入学許可 – 新入生の氏名が呼ばれ、学校への入学が許可されます(学校によって代表生徒のみの場合も)。
  5. 新入生代表宣誓 – 新入生代表が入学の誓いの言葉を述べます。
  6. 在校生代表歓迎の言葉 – 在校生(主に生徒会長など)から歓迎メッセージがあります。
  7. 来賓祝辞 – PTA会長や来賓の方からお祝いの言葉をいただきます。
  8. 校歌斉唱 – 全員で校歌を歌います(初めての校歌、緊張しますがしっかり歌いましょう!)。
  9. 閉式の言葉 – 式の終了が宣言されます。

 

式典自体の所要時間は

約1時間~1時間半程度が一般的です。

 

式が終わった後、引き続き

新入生のホームルームや教科書配布などが行われます。

 

具体的には

「クラス発表」「担任の先生との顔合わせ」

「今後の連絡事項説明」「教科書・教材の受け取り」

などで、

だいたい午後2時頃までに全日程終了

となる学校が多いようです。

 

お昼をまたぐ場合は

軽食を挟むこともありますが、

多くは午前中~昼過ぎで終わるため、

事前に昼食をとっておくか

終了後に食べる形で大丈夫でしょう。

 

高校入学式での校長先生の式辞の様子。壇上には校旗や国旗が掲げられ、緊張感の中にも厳かな雰囲気があります

 

● 式典中のマナー:入学式は厳粛な式典です。以下のマナーを守り、周囲の迷惑とならないようにしましょう。

  • 時間厳守:受付時刻までに到着するのはもちろん、開式5~10分前には着席して静かに待機しましょう。遅刻は厳禁です。
  • 私語厳禁:式が始まったらお喋りはせず、前を向いてお話を聞きます。スマートフォンは電源を切るかマナーモードに設定してください。
  • 姿勢と礼:呼名の際に自分の名前が呼ばれたら、元気よく「はい!」と返事をしましょう。起立や着席、礼のタイミングは司会や先生の指示に従います。礼(おじぎ)は背筋を伸ばして45度程度、気持ちを込めて行います。
  • 拍手:来賓の方のお祝いの言葉や新入生代表の宣誓など、適宜拍手を送る場面があります。他の人に合わせながら、しっかり拍手をしましょう。「校歌斉唱」はマスク着用など状況次第ですが、小さな声でも参加することが望ましいです。

 

保護者の方も

式典中のスマホ操作や過度なお喋りは控えてください。

 

また、

小さなお子様を連れて参列する場合は

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途中でぐずった時には一時退席するなど、

周囲への配慮をお願いします。

 

● 写真撮影の注意点:入学式は人生の大切な記念日ですから、写真や動画を残したいですよね。式中の撮影は学校によってルールがあります。フラッシュ撮影や席を立っての撮影は禁止されることが多いです。最近はスマホで静かに撮る保護者もいますが、基本は式終了後に撮影時間を設けてくれる学校がほとんどです。式典中はプロのカメラマンや先生方が記録してくださる場合もありますので、自分は式に集中しましょう。

 

式終了後は校内や校門前で写真撮影ができます。

 

校門には「入学式」の看板が立っているので、

ぜひその前で記念写真を撮りましょう。

 

ただし人気の撮影スポットでは順番待ちになることも。

 

譲り合いの精神で、

周囲の方と協力して撮影してください

(例えば「撮りましょうか?」と

お互い声を掛け合うのも良いですね)。

 

集合写真を撮る場合は先生の指示に従いましょう。

 

写真撮影に夢中で

大事な書類を置き忘れないよう

注意することもお忘れなく。

 

● その他当日全体の注意:式典会場では基本的に飲食禁止です。のど飴なども音が出るので控えた方が無難です。トイレは式開始前に済ませておきましょう。入学式後のHRや物品配布では、重い教科書類を持ち帰ることになります。大きめのサブバッグを用意しておくと荷物が収まりきらない時に便利です。雨天の場合に備え、折り畳み傘とビニール袋(濡れた傘をしまう用)も持っていると安心ですね。

 

緊張するかもしれませんが、

「入学式」という

晴れ舞台をぜひ楽しんでください。

 

保護者の方々も

新高校生の門出を温かく見守りつつ、

マナーを守って良い式にしましょう。

 

公立高校入学式での交通手段

入学式当日の

学校へのアクセス方法

事前に考えておきましょう。

 

慣れない通学路を行く初日ですから、

時間に余裕を持って行動することが大切です。

 

● 公共交通機関の利用:公共交通(電車・バス)で行くのが基本です。新入生はまだ通学定期券を持っていない場合もありますが、切符購入やICカードチャージを前日までに済ませておくと当日スムーズです。朝の通勤時間帯と重なる場合もあるので、一本早めの電車・バスに乗るくらいが丁度良いでしょう。最寄り駅・バス停から学校までの道順も確認しておきます。Googleマップ等で調べ、徒歩ルートに自信がなければ事前に一度歩いてみるのがおすすめです。特に地方で本数の少ないバス路線を使う場合、乗り遅れると大幅遅刻になりかねませんので注意してください。

● 自家用車での送迎:高校によっては保護者の車での来校が許可されていないことがあります。たとえ許可されていても、駐車スペースは限られるのが一般的です ()。「できるだけ公共交通機関・乗り合わせ・送迎でご来校ください」とお願いする学校も多いです ()。どうしても車で行く場合は、近隣のコインパーキングを利用する、保護者だけ降ろして運転者は離れた場所で待機する、など工夫しましょう。学校周辺への違法駐車は絶対に避けてください ()。また、車の場合は渋滞リスクも考慮し、さらに時間的余裕を持って出発してください。

● 自転車での来校:自転車通学が許可されている学校・地域では、自転車で来る新入生もいるかもしれません。普段から自転車通学予定の人は、入学式の日も自転車で行って構いません。ただし保護者は別途公共交通で向かう形になります。自転車も当日は台数が多くなる可能性がありますので、駐輪場でのマナー(決められた位置に止める、二重駐輪しない)を守りましょう。

● 送迎時の注意:親御さんがお子さんを車で送り迎えする場合、校門付近での乗降は周囲の交通の妨げにならないよう配慮を。警備の方や先生の指示がある場合はそれに従ってください ()。帰りの待ち合わせ場所も決めておくとスムーズです。学校近くの道路に路上駐車して待機するのは避けましょう。

● 最適ルートの提案:もし同じ中学出身の友達がいるなら、待ち合わせて一緒に登校するのも良いですね。初めての道でも友達と行けば安心です。保護者同士で乗り合わせできる場合は協力しあうのも◎。また、当日は荷物が多くなるので、徒歩の場合はリュックやキャリーなど移動しやすい工夫をすると楽です。

 

交通手段についてまとめると、

「基本は公共交通機関、車は最小限に」です。

 

特に都市部の高校では

駐車場がほとんど無いことも

多いのでご注意ください。

 

無事に時間までに学校に到着できれば、

その時点で緊張も一息つけるはず。

 

焦らず安全第一で会場に向かいましょう!

 

入学式に必要な書類一覧

公立高校の入学式では、

入学手続きに関する書類提出

行われることが多いです。

 

忘れずに持っていくべき書類を

改めて整理しておきます。

 

  • 入学許可証・合格通知書:高校から交付された入学を証明する書類です。受付で提示または提出する場合があります。入学式当日に学校が確認することがあるので必ず持参しましょう。
  • 入学手続き関係書類:合格後に届け出た書類で未提出のものがあれば持参します。例えば「入学誓約書」「身上書」など学校指定の用紙があります。
  • 健康診断書:中学校卒業前後に受けた健康診断の結果提出が求められる場合があります。事前に提出済みでも念のため持参すると安心です。
  • 各種申請書類:制服や体操服の注文用紙、教科書購入に関する書類など、学校から送付されたものがあれば忘れずに。提出先や提出タイミング(入学式当日か後日か)を確認し、必要ならこの日に持って行きます。
  • 住民票の写し:一部の高校(特に市立高校など)では、入学者の住所確認のため住民票提出を求めることがあります。該当する場合は市区町村役場で取得し持参しましょう。
  • 授業料等支払関係書類:就学支援金の申請書や口座振替依頼書など、入学後の学費支払いに関する書類が入学式時に配布・回収されることがあります。事前案内に記載があれば準備しておきます。

 

これらの書類は

クリアファイルなどにひとまとめにしておくと

提出時にサッと取り出せて便利です。

 

当日提出が必要なものは

入学式の受付時や後のホームルームで

集められることが多いので、

先生の指示に従いましょう。

 

また、公立高校の場合、

入学金や初期費用の納入も大きな手続きです。

 

多くの都道府県では

入学金5,000~6,000円程度を

指定期日までに納める必要がありますが、

公立高校は就学支援金制度により

授業料無償(一定所得以下の場合)です。

 

市立高校では市内在住と市外在住で

入学料や授業料に差がある場合があります。

 

例えばある市立高校では、

市内生徒は入学料無料/授業料月9,900円、

市外生徒は入学料5,650円/授業料月14,900円

となっていました。

 

支援金の適用で実質無償になる場合もありますが、

念のため学費関係の案内も再確認しておきましょう。

 

入学式当日に現金を持参させる高校は

現在ほとんどありませんが、

教科書代やPTA会費などを

後日集金するための案内が配られることがあります。

 

書類は多くて大変ですが、

一つ一つ確認すれば大丈夫です。

 

チェックリストを作り、

「持った!書いた!」

と確認していきましょう。

 

不備なく手続きが完了すれば、

晴れて高校生活のスタートラインに立てます。

 

入学後に必要な持ち物

入学式が終わったら、

翌日からはいよいよ高校生活が始まります。

 

ここでは

入学後、日常の通学や

授業で必要になる持ち物について

触れておきます。

 

入学前に準備できるものも多いので、

早めに揃えておきましょう。

 

  • 通学用のカバン:学校指定の通学バッグがある場合はそれを使用します。指定がない場合、自分で用意することになります。毎日使うものなので3年間使える丈夫なカバンを選びましょう 。おすすめはリュックタイプです。教科書の重みを両肩で支えられるので体への負担が少なく、両手が空くので通学時も安全です。肩掛けカバンしかダメという校則は最近は少ないですが、リュックが許可されているならリュック通学が便利でしょう。色は黒や紺など落ち着いたものが無難です。
  • 制服・体操服など衣類:制服一式はもちろん、体操服や部活動用ジャージなども早めに用意します。これらは入学後、採寸会や販売日が設けられてまとめて購入するケースが多いです。体操服についてはサイズが合うか試着し、名前の記入もお忘れなく。指定上履きや体育館シューズ、通学用靴(ローファー等)も必要に応じ揃えましょう。
  • 学用品(教科書・教材):高校の教科書は中学までと違い自分で購入する必要があります。入学式の日または翌日に教科書販売・配布が行われ、初年度は約4~5万円ほどかかる場合があります。現金払いか後日振込か学校によりますので案内に従いましょう。参考書や副教材も合わせてかなりの冊数になるので、持ち帰り用の大きなバッグを用意しておくと良いです。辞書については、紙の辞書のほか電子辞書を使う高校生も多いです。電子辞書は通学中でも使えて便利なので、必要に応じ検討してみてください(1万円台から高機能なものまで様々です。
  • 文房具:授業で使うノート・ルーズリーフや筆記用具、下敷き、電卓(科によって必要)などを準備します。科目ごとにノートを色分けするなど工夫すると良いでしょう。高校では科目数も多いので科目名シールなど貼って整理すると管理しやすいです。クリアファイルも複数用意し、プリント類を科目別に保管しましょう。
  • 通学定期券:高校生になると電車・バスの学生定期券を購入できます。入学式後に生徒手帳が配られれば、それを提示して定期券を買えるようになります。新年度の定期売り場は非常に混雑するので、早めに購入すると◎。通学経路が確定したら必要な区間を調べておきましょう。自転車通学の人は自転車の整備(ライトやブレーキ点検、ヘルメット着用など)をしておきます。
  • 部活動用具:高校で部活動に入る予定の人は、その部に応じた道具を準備します。運動部ならシューズやユニフォーム、用具(ラケット、ボールなど)を新調する場合もあるでしょう。文化部でも、美術部なら画材、吹奏楽部なら自分の楽器が必要なケースも。入部してから顧問の先生や先輩の指示で揃える形でOKですが、入学前から決めている部活がある人は心づもりをしておくと良いですね。なお、中学の頃の用具をそのまま使えるなら無理に新品を買わず、まずは様子を見るのも手です。
  • その他の日用品:毎日の弁当や水筒(購買や学食がある学校もあります)、ハンカチ・ティッシュ、部活をするならタオル等も必要です。また自宅学習用にパソコンやタブレットがあるとレポート作成などで便利ですが、これは余裕があればで構いません。最近は学校からタブレット端末が配布される場合もあります。

 

4月の最初の週は、

オリエンテーションや授業開始に向けた準備期間です。

 

「最優先で準備するもの」

「できるだけ早めに準備するもの」

など

優先度をつけて揃えると良いでしょう。

 

制服・カバン・上履き・教科書あたりは最優先、

文房具や定期券はできるだけ早めに、

といった具合です。

 

高校生活が始まると必要な物も徐々に分かってきます。

 

無理に全部新品を買い揃えなくても、

中学から持っているものを活用するのも

賢い方法ですよ。

 

部活動も含め、

最初のうちは必要最低限+困ったときの予備を準備し、

あとは実際の学校生活の中で

「これがあると便利だな」

と感じたものを追加していけばOKです。

 

新しい通学カバンに

希望と必要なものを詰め込んで、

楽しい高校生活をスタートさせましょう!

 

県立高校と市立高校の違いについて

最後に、

公立高校の中でも

県立高校」と「市立高校」の違い

について押さえておきましょう。

 

「公立高校」と一口に言っても、

都道府県が設置する学校

(県立・都立・府立・道立)と、

市町村が設置する学校

(市立・町立など)があります。

 

それぞれどんな違いがあるのか、

よくあるポイントを解説します。

 

● 運営主体の違い:最大の違いは学校の設置・運営をしている自治体です。県立高校は都道府県の教育委員会が管轄し、市立高校は市(政令指定都市など含む)の教育委員会が管轄します。例えば神奈川県立○○高校なら県が運営、横浜市立△△高校なら横浜市が運営ということですね。学校の管理予算も県立は県から、市立は市から出ています。

● 学費や費用の違い:公立高校ですので授業料は基本同額(年11万8800円)で、就学支援金により多くの家庭で実質無償になります。ただ入学金や諸費用に若干の差が出る場合があります。市立高校では市外からの入学生に対し入学料を別途徴収するケースがあり、その額は数千円~数万円程度です。例えば先述のように市内在住なら入学料0円、市外在住だと5,650円かかる、といったことがあります。これは市民の税金で運営される分の差額と考えてよいでしょう。いずれにせよ私立高校のように大きく学費が異なるわけではないので、「県立だから安くて市立は高い」という心配はあまり要りません。

● 入試制度の違い:県立と市立で入試の方式や日程が異なる場合があります。多くの地域では県立高校の入試日程に市立高校も合わせて実施しますが、例えば政令市では独自の選抜をする学校もあります。横浜市や川崎市では、かつて市立高校の特色検査(独自問題)を行い県立と差別化していたこともあります。一般に、市立高校は募集人数が少なめであることが多く、その地域在住の受験生が優先的に合格しやすい傾向も見られます(明文化された地域枠はなくても、調整が図られる場合があります)。とはいえ基本的な学力検査の科目・難易度は県立と同程度のことが多いです。中には中高一貫校(市立○○中学校からの内部進学者がいる高校)もあり、その場合は外部募集定員が少なく競争率が高くなることもあります。

● 学校設備や特色の違い:県立高校はその県内に多数あり、伝統校から新設校、進学重視校から専門学科校までバリエーションが豊かです。一方、市立高校は大都市に限られるため数は少ないですが、独自の専門コースを持つ学校もあります。例えば横浜市立の国際高校は国際教育に力を入れていたり、川崎市立橘高校は音楽科があったりと、地域のニーズに合わせた特色づくりがある場合も。施設面では一概に言えませんが、市立高校は規模が小さめのことも多く、県立トップ校のような広大な敷地…とはいかない場合もあります(逆に都会の中心部に位置しアクセスが良い利点もあります)。

● 卒業後の進路の違い:県立・市立という区分そのものによる進路の差は基本的にありません。要は各高校ごとの校風や学力水準によって進路実績が決まります。県立でも進学校と職業校では全く異なりますし、市立でも進学重視の学校と就職者の多い学校があります。例えば東京都の場合、都立高校しかなく市立高校は存在しませんが、その中で進路実績の差があるのと同じです。「県立だから進学によい」「市立だから就職が多い」といった一般論はなく、志望校個別の実績を調べることが大切です。ただ一例を挙げると、政令市の市立高校は地元国公立大学への進学者が多い傾向があったり、専門学科の市立高校は地元企業への就職パイプが強かったりというケースは見られます。

 

まとめると、

県立と市立の違いは管轄の違いがメインで、

同じ公立として学生の立場からは

大きな差を意識する必要はありません。

 

強いて言えば

「高校数」は

県立の方が多いので選択肢が広く、

「地域密着度」は

市立の方が高いかもしれません。

 

例えば

「○○市立高校」は

その市の行事や行政と連携する機会があったり、

市民から古くから親しまれている存在だったりします。

 

また、市立高校によっては

中高一貫や附属中学があり

内部進学者との交流がある点

などが県立との違いでしょう。

 

県立でも市立でも、

そこで学ぶ内容や得られる経験に

大きな差はありません。

 

大事なのはその学校で何をするかです。

 

県立に進もうが市立に進もうが、

新入生として胸を張って高校生活を送りましょう!

 


 

まとめ

最後に:入学式は高校生活のスタートライン。

 

期待と不安が入り混じると思いますが、

事前準備をしっかりしておけば

当日はきっと大丈夫です。

 

不安なことは周りの大人に相談し、

万全の態勢で臨んでください。

 

新しい制服に袖を通し、

新しい仲間と出会う入学式の日は

一生の思い出になります。

 

高校3年間の第一歩を、

笑顔で踏み出してくださいね。

 

入学おめでとうございます! 🎉

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