「子育てがこんなにつらいなんて、思わなかった」
子育てに疲れを感じてしまうことがありますが、
それは一人ひとりが直面する自然な感情です。
そんなことを思っているママ
もしくは思ったことのあるママはいませんか?
私はあります。何度もあります。
日々の育児によって心身が疲れを感じることもありますが、
それは多くの親が経験することです。
「なんでこんなにうまくいかないんだろう?」
「他のママ達は、あんなに完璧なのに」と
他人と比べて、落ち込む日々。
時には先が見えないほど困難を感じることもありますが、
そうした感情は多くの親が共有しています。
子育てがつらいと感じる時期ですが、どのママに聞いても
「新生児の時がつらかった」「魔の2歳児かな~」
という声が聞こえてきます。
ママになって、一番最初にぶつかる壁は
新生児~3歳の間ではないかなー?と私も思います。
私は現在、4年生の娘と、2年生と年長の息子の
3人の子育ての真っ最中です。
小学生になれば、また別のつらさが出てきますが
私も、新生児~3歳までは
うちの子たちも例外なく、
大変で「つらい!助けて!」と思っていました。
今回は、そんな私の体験談を踏まえながら
子育てが始まってから3歳まで、
それぞれの年齢で辛い時期に焦点をあてて
私流の乗り越え方について、お話していこうと思います。
子育ての辛い時期(生まれたて)私はこうして乗り越えた!
待望の我が子が生まれた時
「なんて可愛いの!」「可愛くてずっと見ていたい!」と
思っていませんでしたか?
自分のおなかを痛めて産んだ我が子は
それはそれは、可愛くてしかたないですよね!
しかし、いざ子育てをするとなると話は別でした。
3時間おきの授乳に、夜泣き。
オムツ替えも何度も何度もしなきゃだし、
泣いてる我が子をあやして
寝かせようと思っても
布団にねかせたら、背中センサーの反応ばっちりで…。
なぜか始まる、黄昏泣き。
終わらない家事に寝不足の毎日。
私は、完全に追い詰められていました(>_<)
~乗り越えた方法~
- まわりの人に頼る
- 子どもと一緒に泣く
- 泣き止まないなら泣かせておく
生まれたての辛い時期を乗り越えた方法を、それぞれ見ていきます。
まわりの人に頼る
子どもは一人では育てられません。
それに気付くまでは
「私がママなんだから、私がなんとかしなくちゃ」と思っていました。
でもそれは無理なんです。
ママだからといって、一人で背負い込むことはありません。
パパや、おじいちゃん、おばあちゃん。
いろんな人から愛されている我が子です。
お世話を嫌がる人なんていないんです。
人に甘える勇気をママが持つことで、少し気分が楽になると思いますよ。
子どもと一緒に泣く
夜泣き、夕方に何故か泣き止まない黄昏泣きが
私にとって、本当にストレスで泣きたくなっていました(>_<)
ある日、我慢ができなくなって子どもと一緒にわんわん泣きました。
すると、なんだか気分が少しスッキリしたんです!
泣きたいときは、ママだって思いっきり泣いていいんです。
たまに泣く声が大きくて、子どもが泣き止んだこともあります(笑)
泣き止まないなら泣かせておく
子どもが泣くと、泣かせちゃいけないと思って
一生懸命泣き止ませようとしがちですよね。
でも、赤ちゃんは泣くことで
自分の気持ちを伝えたり、ストレスを発散したりします。
オムツをかえても、授乳をしても
何をしてもダメな時は、泣かせておきましょう。
赤ちゃんも泣きたい気分なんでしょう(笑)
いつかは泣き止みます!
子育ての辛い時期(1歳)私はこうして乗り越えた!
歩けるようになったり、言葉が少し出てきたりと
少しずつ、できることが増えてきましたね。
嬉しい反面、全然目が離せない時期。
何をするにも後追いしてきて、トイレすらゆっくりできない。
少し目を離せば、危ないことをするいたずらっ子。
外でも、まだつたない歩きなのに
いきなり走り出して、慌てて追いかける。
ごはんも自分で食べたくて、テーブルも床も顔も手も
いろんなところが汚れて、ため息が出ていました。
~乗り越えた方法~
- ごはんの時は対策をしてイライラ減少
- 買い物などは1人で行かない
- ベビーサークルやパーテーションを使用する
子どもが1歳となり、その辛い時期を乗り越えた方法を
それぞれ見ていきます。
ごはんの時は対策をしてイライラ減少
手や顔はあとで拭くしかないので、あきらめましょう。
お風呂の前に食事をするのがベストですね。
テーブルの下にはレジャーシートを敷いて、
こぼれても処理しやすいようにしました。
子供にはスモック(スモッグ)を着せていました。
洋服がミートソースなどで汚れると
汚れおとしが大変なので、汚れてもシミは気にせず
洗うだけでいいように、
ごはん用のスモックと決めて使用していました。
買い物などは1人で行かない
買い物に子どもを連れて行くと
目が離せず、全然買い物ができませんでした。
言うことを聞いてくれないし、どこかに行くし
座って泣き出すし、イライラしてしまいます。
思考力が落ち、無駄なものまで買ってしまうことも(>_<)
なので、買い物はまとめ買いにして
旦那や母と一緒に行ける時に済ませるようにしました。
あと、ネットスーパーを利用していたこともあります。
無駄な買い物もですが、
無駄なイライラはしたくないものです。
ベビーサークルやパーテーションを使用する
ご飯を作るのも、洗濯をするのも、トイレですら
後追いがひどく、何にもできない事が多かったです。
そこで、ベビーサークルを購入しました。
広い家ではないので、小さいものでしたが
自分が何かしたいときは、子どもをサークルの中に入れて
ボールやおもちゃなどで気を引いて、
サッと済ませるようにしました。
そこから子どもは出れないので安心して作業をできました。
子育ての辛い時期(2歳)私はこうして乗り越えた!
きました!皆さんが恐れる2歳!
俗に言う「魔の2歳児」「イヤイヤ期」ですね^^
自我がはっきりしてきて、見事に「嫌だ!」の連続。
何をしても、してあげても
「嫌!」という言葉しか知らないのかってくらい、
繰り返されます。
毎日「嫌だ」の連続で精神的に参ってしまいます。
ただ、うちはパパにはそれがなくて
それがまたイライラするんですよね~(笑)
「いつも子どもをみてるのは私なのにー」と悔しかったです。
~乗り越えた方法~
- ママも「嫌だ~」と駄々をこねてみる!
- 「嫌ならいいよ」とほおっておく
2歳児の辛い時期を乗り越えた方法を、それぞれ見ていきます。
ママも「嫌だ~」と駄々をこねてみる!
はい!ママも駄々っ子になりました(笑)
子どもと同じように、「嫌だ~!もう嫌~!」と
子どもの前で、じたばたしました。
すると、子どももびっくりしてなのか
冷静になるのか、落ち着いてくれることも。
ママが予想外の行動をとるのは
どんな時も、意外と効果的です。
「嫌ならいいよ」とほおっておく
何をするにも「嫌だ」と言われるので
「嫌ならいいよー。じゃあねー。」と、
子どもを少しほおっておきました。
ごはんの時も
「食べないならいいよー。おなかすいてもしらないよー。」
出かける時も
「お留守番してていいよー。ママはいくからねー。」と
わざと構わないようにしていました。
そうすると、ママが構ってくれないのは嫌だし
子どもながらに意地もあるので
少し、イヤイヤ度が緩和されましたね。
子育ての辛い時期(3歳)私はこうして乗り越えた!
「魔の2歳児終わった~」と安心していたら大間違い!
それに拍車をかけるように
「悪魔の3歳児」「なんでなんで期」がやってきます。
お話も上手になってきますし、
いろいろなことに興味がでてきます。
「ママ、これなんで?」「なんで○○なの?」と
空はどうして青いの?ばりの勢いで、
質問責めが始まります。
忙しい時や疲れているときの質問攻めは、
本当につらいものです。
それに加えて、2歳の時以上に自我が爆発してきます。
「手に負えない」という言葉を何度使ったかわかりません(笑)
~乗り越えた方法~
- 「あとで一緒に調べてみようね」で乗りきる
- 分からないと素直に伝えて、他の人にふる
- 子どもから離れる
3歳児の辛い時期を乗り越えた方法を、それぞれ見ていきます。
「あとで一緒に調べてみようね」で乗りきる
質問に答えてあげることも、もちろん大切です。
答えてあげれる時は、きちんと対応しましょう。
でも、ママは忙しすぎるのです。
そんなときは
「これが終わったら、後で一緒に本で調べてみよっか」
と先延ばしにしちゃいます。
そのうち、忘れてくれると幸いなのですが(笑)
とりあえずできないときは、その言葉で乗り切りましょう!
分からないと素直に伝えて、他の人にふる
子どもの質問って、具体的ではないものから鋭い質問まで様々です。
「う~ん」と悩むことも多々あります。
そんな時は
「ママも分からないんだ~」と素直に言って
「あとでパパに聞いてみて」「明日先生に聞いてみて」
と他の人にふっていました^^
「ママ分かんないの~?」とバカにされますが
こっちは子育てで、それどころじゃないのでへっちゃらです(笑)
子どもから離れる
3歳にもなると、誰かがいてくれれば
ママも子どもを預けやすくなっていませんか?
パパがいる時、おばあちゃんがいる時に
少し子どもから離れてみてください。
ドライブするも良し、散歩に行くも良し
時間がとれるなら、
ショッピングやお友達と遊びにいくのもいいですね。
私は、手に負えなくてイライラして
子どもをかわいいと思えない時がありました。
そんな時、少し子どもから離れてみると
また一から、子どもと向き合うことができたように思います。
離れていても不思議と
あんなに嫌だった我が子のことを考えてしまいます。
距離を置くと、冷静になることができるんです。
この方法は、子育て10年目の今も効果絶大で
たぶんこれから先も必要な方法なのかなと思っています^^
まとめ
私の体験談を踏まえながら
子育てが始まってから、それぞれ辛い時期に焦点をあてて
その乗り越え方についてお話してきましたが、いかがでしたか?
共感する悩みや辛いこと
試してみようかなと思う乗り越え方はありましたか?
5歳くらいになると、
手がかかるという面では少し落ち着いてきます。
「そんなこともあったな~」
と思える日必ずきます!
もう少しの辛抱です!
人それぞれ、辛いと思う基準や事柄は違うと思います。
ですが、どのママも共通するのは
「子育てを辛いと思ったことがある」
ということです。
どんなにキラキラ輝いてみえるママにも、
同じ悩みがあります。
他人のことが完璧にみえてしまうのは、
誰だって一緒ではないかと思います。
子どもと一緒に泣いて、怒って
そして最後には笑顔になれるような、
そんな子育てができるといいですね。