子育て中のイライラを何とかしたい!
そう思っているママたちが
どれだけ多いことでしょう。
私もまさにその一人です。
しかし、ふと気が付くと
ここ数年
ほとんどイライラしていない。
あんなに毎日
イライラしっぱなしだったのに…。
娘が赤ちゃんだった頃は
訳もなく泣く姿を見ているだけでイライラ!
「おむつも換えたし、おっぱいも飲ませた!部屋の温度だってちょうど良いし、
私も静かにしてるのに!どうして泣くの?」
とイライラ。
幼稚園に行く頃には
もっともっとと、おやつをせがむ娘にイライラ。
小学校に入ったら入ったで
部屋が散らかりっぱなしでイライラ…。
どうしてこんなにイライラするの!!
と自分で自分の気持ちを
コントロールできなくなっていたあの頃の私。
イライラしては落ち込んで、反省する毎日。
そんな私がイライラしなくなった理由は
「自分のイライラ期とイライラポイントを知る事」
がきっかけとなったのです。
おおらかなママでいられない!親として失格?
毎日小さなことでイライラしている私。
本当、嫌になってしまいます。
そんな時に周りの人から
「そんなことで怒らなくても…。○○ちゃんかわいそう。」
とか言われると、またイラっとしたりしちゃうんですよねー。
私だって怒りたくて怒っている訳ではないのに…
イライラしてしまう自分を止めたくて仕方がないのに…。
私はそんな自分を何とかしたくて
保健師さんに相談したことがあります。
その時言われた言葉は
「お母さん、そんなに神経質にならないで!もっとおおらかに育てましょう。」
でした。
私は心の中で
「それができないから相談してるんですけど!!!」と心で叫び
顔ではにっこり笑って
「そうですね」
とだけ言って娘を抱えてトボトボと帰宅した事を
今でもはっきり覚えています。
おおらかでいられない私は
親として失格なんじゃないかと考えてしまった位
落ち込んじゃいました。
あれから10年が経ち。
今現在どうなったかというと
相変わらず、おおらかなママではありませんが…
ありがたいことに娘たちは「お母さん大好き」
と言ってくれています^^
どうやら母親失格ではなかったようです(笑)
そしてあの頃
イライラする自分に幻滅して落ち込んでいる私を
助けてくれたのも…
おおらかでない私を許してくれる
子どもたちの存在でした。
イライラを反省できる心が一番大事
イライラしては落ち込んで、反省する毎日。
夫ともそれが原因で何度もケンカしました。
今思えばイライラを八つ当たりして
しまっていたんですよねー。
自分でも知らないうちに
イライラが態度に出ているようでした。
おしゃべりができるようになってきた娘に
「どうしてママ怒ってるの?」と言われて
「あっ、またイライラしていた!」と気づくことも
度々ありました。
女性はどうしてもホルモンのせいで
イライラする時期があるんですよね^^
それに気が付かないと
周りに嫌な思いをさせてしまっているんです。
そんな時私は正直に娘に「ごめんね。」
と謝るようにしました。
すると子どもは必ずこう言ってくれます。
「いいよ。」
そしてニコッと笑うんです。
子どもは大人よりも心が広いと私は思います。
こんな風に返されると
自分のイライラを心から反省することができるんです。
この『反省すること』が一番大事。
イライラしてしまう自分をごまかしたりせず
ちゃんと反省して謝る。
それができれば、またイライラしそうになった時
その気持ちに自分で気づくことができるようになります。
また案外自分がイライラするポイントも
決まっていると思います。
私は ‘部屋が散らかっている’ と
とてもイライラしてしまうのです。
こんな風に自分のイライラ期と
イライラポイントをおさえれば、こっちのもの。
自分の気持ちを自覚して、誰のせいでもないと思うこと。
そうすれば急に誰かに当たり散らすということは
無くなるんです。
私はそんな時
気分転換をする方法を沢山考えました。
おおらかになることは出来なくても
自分をあやすことはできます。
おいしいコーヒーを飲んだり、映画を見たり、
家事をさぼって外食したり、
こんなことができるのは大人の特権ですよねー。
子どもと一緒にイライラをやっつける
他にもイライラをやっつける方法は沢山、試しました。
その中でも一番効果があって思い出に残っているのは
子どもと一緒にイライラを退治する方法。
「ママはなんだかイライラしています!」と宣言して
子どもと一緒にそれを爆発させるのです!
例えば大きな画用紙に、クレヨンで殴り書きをする!
いろんな色を使って、ぐちゃぐちゃに書きまくるのです。
他にも新聞をビリビリ破ったり、
それを丸めてぶつけ合ったり、
子どもと一緒になって思いっきりはしゃぎました。
すると最後には必ず、親子で大笑いしているんです。
そして、心もスッキリ。
これはママがイライラした時だけではありません。
子どもだって、イライラしている時があるんです。
なんだかぐずぐずしていたり、
わがままばっかり言ったり。
そんな時も、同じように一緒になって
ストレス解消してあげれば
子どもはニコニコの笑顔に戻ります。
そして親子の絆もさらに深まるんですよ。
まとめ
子育てをしていると
イライラすることが多くなるのは当たり前ですよねー。
女性はただでさえホルモンのバランスで
感情が乱れることが多いのです。
それなのに‘もっとおおらかに’
なんて言葉は何の解決にもなりません。
イライラする気持ちは仕方がないとあきらめて
そんな気持ちを誰にもぶつけず
どうやってやっつけるか?
だけを考えれば良いのです。
そんな風にイライラと上手に付き合える
大人を近くで見ていれば
子どもたちも、きっと自分の心を大切にできる
大人に育ってくれると思いますよ。